先日、Apple勤続10年を記念して従業員に贈られるアルミ製の盾の動画が公開されましたが、さらにその上を行く、勤続20年、30年、そして40年の記念盾が存在することが明らかになりました。
勤続従業員に贈られる盾の種類は全部で4種類
米メディア9to5Macが複数のApple従業員から入手したというAppleのアニバーサリー・アワード・プログラムに関する資料から、勤続する従業員に贈られる盾の種類は全部で4種類あることがわかっています。
このアワード・プログラムは、2018年に発表されたもので、現在リテール+人事担当シニアバイスプレジデントを務めるディアドラ·オブライエン氏は当時、次のようなコメントを残しています。
Appleの社員は毎日、心をこめて仕事に取り組んでいます。すべての従業員、特に毎年多大な貢献をしてくれている従業員にとても感謝しています。その努力を称える特別な賞があることは、私たちにとって幸運なことです。
盾はリサイクル素材で製造
環境への影響を考慮し、勤続するApple従業員に贈られる盾は、すべてApple製品と同じ金属と同じアイコニックカラーを使った製造工程の残滓(ざんし)から作られています。
残滓はカスタム合金を作るため再合成され、長いインゴットへと鋳造された後、ブロック状にスライスされ、最終的な機械加工が行われます。
なお、エッジの面取りにはダイヤモンドカットが施されており、ステンレス製のロゴも鏡面仕上げのラップ加工が施されています。また、受賞者の名前と記念日もレーザーで側面に刻まれているとのことです。
勤続30年、40年のApple従業員は存在するのか?
上述のオブライエン氏は、2019年に現職に就いた時点ですでにApple勤続30年を迎えていたベテラン従業員です。
2020年にAppleフェローとなった、元ワールドワイドマーケティング担当副社長のフィリップ・シラー氏は今年でApple勤続36年となります。
なお、最高経営責任者のティム・クック氏は1998年にAppleに加わっており、勤続25年となっています。
Source:9to5Mac
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania