3Dモデルのマッピングが30分で可能！自動マッピングソフト「IREAL 3D」リリース

橋本憲太郎

2年前

SCANTECHの日本正規代理店であるAPPLE TREE株式会社は、3Dスキャナー用に開発された3Dテクスチャーマッピングソフトウェア「IREAL 3D マッピングソフト」を1月26日にリリースしました。

スマホや一眼レフカメラで撮影したマルチアングル写真を、モノクロのスキャンデータにマッピングすることで、オブジェクトの色やテクスチャーを表現できます。

無料版でもテクスチャー解像度4Kに対応しています。

「IREAL 3D マッピングソフト」の特徴

・シンプルな操作性・効率的な出力
95％以上の工程が自動化されており、特別なトレーニングなしで簡単に利用できます。さらに、従来は1アイテムあたりの加工時間が2〜5時間だったところ、約30分に短縮できます。

・被写体の自動抽出
本ソフトウェアには「AI画像認証機能」が搭載されていて、写真の主要部分を自動的に抽出できます。

・スマートマッピング
スキャンデータに誤ったテクスチャーが含まれている場合、自動で識別し、別のテクスチャーと融合、修復します。

・ワンストップ処理
テクスチャーのリファインが必要な場合は、ソフトウェア上ですべてのプロセスを完了できます。

・高品質・高解像度
1つのモデルで、4K/8K/16Kの解像度と複数のテクスチャーをサポートします。

・Photoshop修正
テクスチャーの局所的に存在するマッピング不足については、Photoshopで修正が可能です。

・正確なマッピング
テクスチャー精度、カラー均一性、画像の欠陥を示す数値は下記の通りです。
テクスチャー精度≤0.1mm
カラー均一性（複数の写真間のカラー一致性）≥95％
画像の欠陥（異物マッピング、ハイライト、レンズ汚染など）≤0.01％

無料版：使用期限→無期限　テクスチャー解像度→4K対応
有償版：使用期限→無期限　テクスチャー解像度→8K、16K対応

（文・橋本憲太郎）