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スマホ決済の利用率は49.8%、利用率トップはPayPay

PayPay
 
MMD研究所は「2023年1月利用動向調査 第1弾」の結果を発表しました。普段の支払い方法としてスマホ決済の利用率は49.8%とおよそ半数でした。利用しているスマホ決済としてはPayPayが最多でした。

スマホ決済利用率、2年でほぼ倍増

MMD研究所の「2023年1月スマートフォン決済利用動向調査 第1弾」は、18歳~69歳の男女25,000人を対象として、2023年1月27日~1月31日の期間にインターネットで実施しています。回答を人口構成比に合わせるため、ウエイトバック集計しています。
 
普段の支払い方法(複数回答可)として多かったのは「現金」の85.6%、「クレジットカード」70.8%、「スマホ決済(タッチ式、QRコード式含む)」49.8%がトップ3でした。
 

 
2020年1月以降の「普段の支払い方法」の推移が以下の表です。1年前の2022年1月と比較すると、増加幅が最も大きかったのは「スマホ決済」(6.2ポイント増)、減少幅が大きかったのは「カード型の交通系以外の電子マネー」(1.7ポイント減)でした。
 
新型コロナウイルス感染症の流行拡大前だった2020年1月からの推移をみると、「現金」「クレジットカード」やカード型交通マネーの利用率が徐々に低下している一方、「スマホ決済利用率が2倍近くと大きく伸びています
 

 

QR決済利用者は複数サービス利用率が52.2%

スマホ決済の利用者の利用サービス数は、1サービスのみ利用者が37.4%、複数サービス利用者が62.6%でした。
 
サービス別でみると、QRコード決済利用者は52.2%が複数サービスを利用しているのに対して、スマホ非接触決済サービス利用者は57.3%が1サービスのみ利用しており、差は大きくないものの傾向に違いがみられます。
 

 
スマホ決済サービスを複数利用している回答者の利用サービス数は、2個が40.3%、3個が24.0%で、平均利用サービス数は2.7個でした。
 

 

利用しているスマホ決済、トップはPayPay

現在利用しているスマホ決済サービス(下の表左側、複数回答可)として、最も多かったのは「PayPay」で、41.2%でした。やや差が開いた2位以下は「ペイ」19.4%、「d払い」18.8%、「 PAY」18.8%などと続いています。
 

QRコード決済サービスとスマホ非接触決済サービスの両方を利用している回答者が、最も利用しているスマホ決済サービス(下の表右側、単数回答)は「PayPay」が最も多く31.2%でした。以下、「楽天ペイ」15.0%、「d払い」14.2%、「モバイルSuica」6.7%などと続いています。
 

 

QR決済利用者の利用率トップは「PayPay」が50%

QRコード利用者の、最も利用しているサービストップ3は「PayPay」50.0%、「d払い」16.8%、「楽天ペイ」16.4%でした。「PayPay」が半数と高いシェアを占め、2位以下に差をつけています。
 
非接触決済サービス利用者の、最も利用しているサービストップ3は「モバイルSuica」23.4%、「Visaのタッチ決済」16.7%、「iD」16.5%でした。QR決済と比べると、1位と2位以下の差があまり開いていません。
 

 
 
Source:MMD研究所
Photo:PayPay
(hato)

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