Apple製品を所有する人の多くは、複数種類を持っている—つまりAppleエコシステムにしっかりはまっている人が多いというのはいまや周知の事実です。
そのApple製品のなかでもiPhone所有率がもっとも高く、2位がiPad、3位がApple Watchであるという、調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)のレポートについては以前お伝えしました。
今回は同じくCIRPが、Apple Watchをしている人がいたら、その人が所有するiPhoneのモデルが推察できるとする、興味深い調査結果を有料レポートで報告しています。
Apple Watchを持っている人はiPhoneも持っている
ご存知のとおり、Apple Watchを単独で使うことはできません。アプリはApple Watchで直接ダウンロードできるようになったものの、watchOSについては今もiPhone経由でないとアップデートできないからです。
従ってApple Watchを着用している人は、ほぼ確実にiPhoneを所有しています(子どもなど、親のiPhoneとペアリングしているユーザーを除く)。
Apple Watchユーザーが持つiPhoneとは?
CIRPはApple WatchユーザーがどのiPhoneモデルを所有しているかを調査しました。
同社による2022年12月の調査によると、Apple Watchを所有している人においてもっとも所有率が高かったのが、iPhone13 Pro/Pro MaxおよびiPhone14 Pro/Pro Max、つまりiPhone13/14シリーズのProモデルで、4モデル合わせると27%となりました。
一方、Apple Watchを所有していないiPhoneユーザーにおいて、もっとも所有率が高かったのはiPhone13/13 miniで、全体の31%でした。そしてApple Watchを持たない人で、iPhone13 Pro/Pro MaxおよびiPhone14 Pro/Pro Maxのいずれかを所有している人は15%でした。
つまりApple Watchユーザーは、新しいiPhoneシリーズの中でも、高額なProシリーズを所有する傾向が高いということになります。
CIRPはこの調査結果について、Apple Watchを買える余裕があるユーザーはより高性能なiPhoneを求める傾向にあり、またApple WatchのオーナーはAppleエコシステムにしっかり浸かっているため、最新かつ最高性能のiPhoneを欲しいと思う人が多いのだろうと分析しています。
Source:CIRP via AppleInsider
Photo:Apple
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-525526/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania