ブロックチェーンロック株式会社(以下、ブロックチェーンロック)は、QRコード対応の認証デバイス「BCL-QR1」に、NFT(非代替性トークン)でロックを解除できる「NFTチェックイン」機能を追加しました。
宿泊施設やオフィスへの導入を想定
最大1,000個までオンラインQRコード・暗証番号の登録が可能です(オフラインQRコードの登録数は無限)。既存のカード認証デバイスとの併用が可能なので、社員はICカード、ゲストはBCL-QR1での入室といった、柔軟な空間管理を行えます。
BCL-QR1は、ブロックチェーンロックの空間シェアリング統合プラットフォーム「KEYVOX」サービスの主力機種です。
同プラットフォームでは、カギの管理に加え、予約、決済、チェックインをアプリ上で行うことが可能。今回、ブロックチェーンロックはこのプラットフォームにNFTチェックイン機能を追加実装するとともに、BCL-QR1をNFTチェックインに対応させ、販売を開始しました。
マーケティング利用も可能
イベントの開催時に、(開錠用)NFTをチケットとして発行し、参加者に配布するといった使用方法も想定されています。
NFTは、チケットとしての機能を満たすだけでなく、イベントやスポットに参加したことを証明する手段としても機能。NFT保有者のウォレットに対して、当日あるいは後日に、新しいNFTなどのデジタルアセットのエアドロップをするといった、特典の提供もできます。
ブロックチェーンロックについて
「Unlock the World」をミッションとして東京を拠点に活動しており、世界の遊休資産をブロックチェーンとIoTの力で、より安全にシェアできる世界を目指しています。主な事業は、KEYVOXサービス(アクセス権管理プラットフォームおよびIoTデバイス)の開発・展開です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000041333.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/197413
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文