Googleが提供するブラウザChromeで「省エネモード(Energy Saver)」を有効にすると、M2チップ搭載13インチMacBook Proで1回の充電で17時間のブラウジングおよび18時間のYouTube動画視聴が可能となる、とGoogleはブログで発表しました。
3つの変更点でブラウジング時間が30分延長
Googleのブログでの発表によれば、主に3つの新たな省エネモードの変更点により、電力消費の効率化が図られているとのことです。
多くのHTML要素「iframe」の寿命が短いことに気づくことにより短期的なメモリ使用量を減らしたり、Javascriptのタイマーの起動方法を微調整することでCPUのスリープ解除の頻度を減らしたり、同じキーで頻繁にアクセスされるデータ構造を特定し、そのアクセスパターンを最適化したりといった内容です。
これらの施策により、省エネモードでのブラウジング時間が以前よりも30分長くなったそうです。
ChromeのテストになぜMacBook Proを起用した?
興味深いのは、今回のChromeの新省エネモードのテストにMacBook Proが使用されていることです。
GoogleはiOSブラウザに使用が義務化されているWebKitレンダリングエンジンベースではないブラウザを開発しているとの情報もありますが、この件と何かしらの関係はあるのでしょうか。
最近ではGoogle検索に代わってMicrosoftが多額を投資するOpen AIが開発するチャットボットChatGPTが話題になっており、検索事情から目が離せない状況が続いています。
Source:Google via MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-526426/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania