【理想の仕事基地を作る】
仕事環境を整える上で、実は一番重要と言われているのがチェア。仕事の効率はもちろん、肩こりや腰痛といったヘルスケアの面でもキーとなるアイテムだ。ここでは日本を代表するオフィス家具メーカーがリリースする、オススメのチェアを紹介する。
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日本人にとって肩こりや腰痛は、もはや国民病と言っていいほどの存在だ。その要因のひとつが姿勢であり、それがチェアに起因していることも少なくない。そんな背景もあってか、コロナ禍当初は安いオフィスチェアを暫定的に導入した人たちが、5万〜10万円前後のミドルクラスチェアにアップグレードするケースが増えている。
その際ポイントになるのは「何を選べばいいか」だが、より安心なのは日本のメーカーが日本人の体型に合わせて作ったものだろう。オカムラ、コクヨ、イトーキは日本を代表するオフィス家具メーカーで、そのミドルクラスチェアは、デザイン、座り心地、機能性が高く、コストパフォーマンスに優れ世界的にも人気を集めている。
各メーカーが趣向を凝らして生み出した同クラスのチェアは、前傾姿勢に対応するモデルや座面が自由に動くモデルといった個性派が勢揃い。デザインもベーシックなものから尖ったものまで多くのモデルがラインナップされている。だからこそ購入時は必ず座ってみてほしい。そもそもこのクラスであれば買って失敗という可能性は低いが、実際に座ってみて機能や座り心地を確認すれば、仕事の効率アップやヘルスケアにつながる最高の一脚が手に入るはずだ。
1. 環境と体にやさしいサステナブルワークチェア
オカムラ
「Potam」(7万1600円〜)
サステナブルな考えに則って開発された新時代のワークチェア。随所にリサイクル素材を使用しながらも、体の動きに合わせて背もたれが変形するため、長時間のハードワークでも安心。
2. 体重に合わせてフィット感を自動調整してくれる機構を搭載!
コクヨ
「Wizard4」(7万5020円〜)
体重に合わせて、どの角度でもバランスをとりやすい反力特性に自動調節するほか、背もたれ上部だけが柔軟に動くことでフィット感を高めるなど、誰もが心地良く仕事ができるチェアに仕上がっている。
3. 潔いワントーンがむしろ新鮮!シンプルかつコンパクトな逸品
イトーキ
「torte U」(7万1720円〜)
大げさなオフィスチェアは自宅使いには不向き。そんなときはシンプルかつ柔和なカラーのtorte Uがうってつけ。また、ロッキング強弱の調節が不要だったりと、機能面も抜かりナシ。W600×D530×H770〜885mm
4. 必要十分な機能を有したコスパ面も優秀なワークチェア
イトーキ
「SALIDA YL9A」(3万9900円)
前モデルで好評だった意匠は引き継ぎつつも、機能や素材の刷新を行ったことでより使いやすく、価格もお手頃になったのがこちら。落ち着きのあるマットなカラーもグッとくる。W667×D735×H1135〜1305mm
5. 座面が360度揺れ動く!唯一無二の座り心地に心躍る
コクヨ
「ingLIFE」(8万1400円〜)
360度揺れ動く座面は“座る”という行為に徹底的に向き合い、導き出されたもの。あえて固定しないことであらゆる姿勢のサポートを可能にし、体の負担を軽減する唯一無二の機能だ。W755×D530〜605×H825〜915mm
6. 優しく包み込まれるような本当の心地良さを求めるなら
オカムラ
「Sylphy」(10万540円〜)
人の背中の形状は身長や体重によって微妙に異なる。本モデルに採用した“バックカーブアジャスト機構”が背もたれのフィット感をアップさせ、包み込まれているような感覚を味わえる。
※2023年2月6日発売「GoodsPress」3月号104-105ページの記事をもとに構成しています
<文/GoodsPress編集部>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/512034/
- Source:&GP
- Author:&GP