友達とアバターでつながるメタバース時代のメッセンジャーアプリ「Bagel」が日本でリリース

ohtani

2年前

従来のメッセンジャーサービスやSNSなどのコミュニケーションプラットフォームは、利便性は高いものの、ネットいじめや、匿名性、不特定多数とのユーザーとの関わりに起因するトラブルなど、様々な問題を抱えています。

米企業Metascalecorp, Inc.は、従来のコミュニケーションプラットフォームより「もっと楽しく」「もっと安全に」コミュニケーションをとることができるメッセンジャーアプリ「Bagel」を開発。2023年1月から全世界に先駆けて日本でのサービス提供を開始しました。

自由にアバターをカスタマイズ

Bagelでは、アバターがユーザーの分身となります。

アバターはアプリ内の「スタジオ」機能で自由にカスタマイズ可能。例えば、目の形・色から、ほくろといった顔の細かなデザインから服装まで、自由自在に自分の分身を作成できます。

洋服を自分でデザインしたり、それを友達同士で共有するといった楽しみ方もできます。

本アプリの基本機能である「チャット」では、QRコードやシークレットコードを使って友達を追加し、チャットグループを作成して会話をすることができます。

チャットの投稿に「既読」を表示する機能などはなく、アクティブユーザーはアバターアイコンから確認可能です。

またチャットのメッセージは24時間で自動消去されます。そのため、リアル感　　　　　　が増すとともに、安心して気軽にメッセージを送信することができます。

また、チャット機能には「ポップ」と呼ばれる自身のアバターを通じたモーションステッカーが用意されており、現実のような多種多様な感情表現が可能です。

「喜び」「悲しみ」「怒り」などのデフォルトのモーションに加え、実際の自分の動きをキャプチャーしたオリジナルのポップを作成・送信することも可能です。

本アプリには、SNSのような掲示板機能や、友達同士の位置情報共有機能も搭載されています。

掲示板機能である「スペース」はチャットメッセージとは異なり、SNSのように情報共有を行うことができる機能です。
スペースでの会話をチャット内に持ち込むこともできるため、不特定多数のユーザーに公開される従来のSNSより気軽に投稿をすることができます。

そして2月に新たに実装された機能が位置情報共有機能「Friends Map」であり、本機能で友達の位置が見れることにより友達を近くに感じることができます。

また好みに合わせて、プライバシー設定で位置情報を隠すこともできます。

（文・大谷尊迪）