株式会社ニコン・トリンブルは、ミドルレンジクラスのモバイルマッピングシステム(MMS)「Trimble MX50」をリリースしました。
大幅な費用対効果の向上が期待できる
レーザー取得点群数は100万点/秒で最長照射距離80m。資産管理、マッピング、道路管理に最適化されたシステム構成により、大幅な費用対効果の向上が見込めます。
従来モデルよりも軽量化
Trimble MX50を操作するためのフィールドソフトウェアは、ブラウザ上で動作します。PCやタブレットに専用アプリをインストールする必要はありません。
計測方法はシンプル。プロジェクトを立ち上げた後、車両の情報・スキャン設定を選択。次に上空が開けている場所で静止してGNSS IMUの初期化を行い、計測したい場所で記録ボタンを選択することで行えます。
データ後処理には2種類のソフトを使用
・電子基準点データを使って走行軌跡データを解析するソフトウェア「POSPac MMS」
・POSPacの解析結果を元に、取得した点群や画像データを組み合わせる点群後処理ソフトウェア「Trimble Business Center for Mobile Mapping(TBC)」
TBCでは、点群からの距離計測や簡単な図化が行えるほか、市販の図化ソフトウェア用に点群データやカメラ画像を出力できます。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000015437.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/197863
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文