フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの北欧3カ国で、Appleマップの新たなナビゲーションが導入されました。
iOS16のマップの機能を紹介
Appleが発表した北欧限定のプレスリリースでは、iOS16で導入されたAppleマップの新機能について紹介されています。例えば、複数の停車地点を含むドライブルートを利用したり、ワンタッチで到着予定時刻を伝えることが可能になっています。
Siriによる自然言語ガイダンスもより自然に聞こえるようになっており、レーンガイダンスで運転者が道を間違えたり、ナビゲーションエラーが起こりにくくなっています。その他にも、スピードカメラの通知機能や、事故報告機能なども利用できます。
目玉は「Look Around」
Googleマップのストリートビューに相当する機能であるAppleマップの「Look Around」は、日本では2020年8月から導入されており、すでに多くの主要都市で利用可能となっています。
今回、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンで初めて「Look Around」が導入されており、世界中のユーザーが北欧3カ国のものをより近くで見ることができるようになりました。
また、より詳しくなったマップも導入されており、ノルウェーの首都オスロのマップがどのように変化したのか、ビフォー(左)とアフター(右)の違いが示されています。
「Look Around」よりもさらに上の機能も
日本では、福岡、広島、京都、名古屋、大阪、東京、横浜で拡張現実(AR)による徒歩経路がAppleマップで利用可能となっています。
Appleのワールドワイドマーケティング担当上級副社長を務めるグレッグ・ジョズウィアック氏は昨年末日本を訪れた際に、自身が東京でAR経路案内をテストする様子をソーシャルメディアに投稿しています。
AppleマップのライバルであるGoogleマップは、一度も訪れたことがない場所でも土地勘が得られる「没入感ビュー」や、周辺に何があるかすぐわかる「ライブビュー検索」を東京で導入しており、臨場感あふれるマップの熾烈な競争は今後も続いていきそうです。
Source:Apple (1), (2)
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-527125/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania