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ダイハツ、マレーシアで販売する「AXIA」フルモデルチェンジ。安全性を強化しD-CVT搭載

井上智文

ダイハツ工業株式会社（以下、ダイハツ）は、マレーシアで生産・販売するAセグメント車両「AXIA（アジア）」を9年ぶりにフルモデルチェンジ。2月14日（火）より、現地マレーシアでの販売を開始しました。

累計販売台数は約57万台

AXIAは、マレーシアでの顧客ニーズを徹底的に追求した5人乗りコンパクトハッチバックです。ダイハツが日本の軽自動車開発で培った低燃費・低価格の技術や、ノウハウが活用されています。

マレーシアでの生産・販売は、現地合弁会社のプロドゥアが担当。初代モデルは2014年に発売され、現時点での累計販売台数は約57万台に達しています。

今回のフルモデルチェンジでは、「The Exciting City Car」をコンセプトに、DNGA Aセグメント用プラットフォームを採用。D-CVTの搭載や車両の軽量化などにより、高い燃費性能と優れた走行性能を両立しています。ダイハツはAXIAをエントリーユーザーに向けた車両と位置付けており、価格は約117万円からとなっています。

AXIAの特徴

ダイハツは、新型AXIAの特徴を以下のように説明しています。

１．ＤＮＧＡによる高い基本性能と優れた環境性能
ＤＮＧＡ Ａセグメント用プラットフォームを採用し、Ｄ－ＣＶＴの搭載や車両の軽量化などにより、走行性能を向上させながら、従来から約７％の燃費性能向上を実現。

２．お求めやすい価格
国民車の中でも、特にエントリーユーザーに向けた商品として開発。日本円で約117万円からと、お求めいただきやすい価格設定。

３．使い勝手の良いパッケージング
コンパクトなボディでありながら、広い居住空間と荷室スペースを確保し使い勝手の良さを向上。

４．デザイン
「パワフル＆アグレッシブ」をテーマとした、より存在感あるデザイン。

５．安全性能
高速走行等、マレーシアの道路環境に最適な設定とした衝突回避支援システム「スマートアシスト（現地名：Advanced Safety Assist）」に新たな機能を追加。また、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニタ―等の充実した安全装備を搭載。

プロドゥアについて

プロドゥアは、1993年にダイハツとの協業により創業した、マレーシア第2の国民車メーカー。2006年から2022年まで17年連続で、マレーシア国内の販売シェアトップを獲得しています。

2021年3月には、ダイハツの海外事業におけるDNGA（※）第1弾のコンパクトSUV「Ativa（アティバ）」を発売。2022年7月には、7人乗りMPV（ミニバン）「ALZA（アルザ）」の販売を開始しました。今回の新型AXIAは、マレーシアにおけるDNGA第3弾商品となります。

※：ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーの略称。同社の小型車づくり全体における新しい方針を指す言葉。

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000292.000016361.html

（文・S.Inosita）

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