アジアスマホ市場は、インドや中国などの大国を含むため重要な指標ですが、同市場でAppleがシェア2位のベンダーとなったことが明らかになりました。
Samsungはアジア市場で徹底的なマーケティングとサポートを展開
Global StatsによるStatCounterによれば、Appleの2023年2月のアジアスマホ市場のシェアは17.15%となり、3位のXiaomi(16.19%)を退け、2位のベンダーとなりました。1位のSamsungのシェアは22.27%となっています。
Samsungのアジア市場でのシェアの高さは、徹底したブランド広告と充実した小売・サービス店舗展開が裏付けられている、とGizmochinaはコメントしています。
Huaweiからの乗り換えにAppleは恩恵を受けた?
Appleがアジアスマホ市場で存在感を高めた理由として、Huaweiの離脱によるユーザーのAppleエコシステムへの移行が関係している可能性があると指摘されています。Huaweiがかつて提供していたEMUIオペレーティングシステムはiOSと似ているところがあるため、AndroidよりもiOSへと乗り換えるユーザーが多く出たのではないかとのことです。
その他にも、マレーシアやベトナムなどの市場での学生割引の導入もAppleのシェア拡大に貢献した可能性があります。
Appleは2022年に中国市場で初めてナンバー2のベンダーとなったと今年始めに伝えられており、今回の報道内容はこちらの統計とも一致すると言えます。
Source:Global Stats via Gizmochina
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-527261/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania