実は…いいことだらけのカーワーク【理想の仕事基地を作る】

＆GP

2年前

【理想の仕事基地を作る】

日産とイトーキで共同開発中の「MOOW（ムーウ）」が今年度中の発売を目指すなど、現在パーソナルな空間で仕事をすることを目的とした“インカーワーク”に注目が集まっている。MOOWに加え、手軽にインカーワークを実現するアイテムを紹介！

＊　　＊　　＊

オフィス以外で仕事をするノマドワークは、コロナ禍以前から実践する人も多かったが、いま人気なのは愛車やカーシェアなどの車内で仕事をするインカーワーク。自宅では集中できない、リモート会議が家族と重なってしまうなど、その理由はさまざまだが、パーソナルな空間で仕事できるのが最大のメリットだ。

日産はイトーキと共同でオフィスカー「MOOW」を開発しており、今年度中の発売を目指している。こういったオフィスカーを活用すればいつでもどこでも仕事ができる状況になり、生産性も大幅に高まるはず。

とはいえそのためにクルマを買うのはなかなかハードルが高いもの。そんな時はお手軽系アイテムを利用したい。インカーワークでポイントになるのは、PCテーブル、通信、電源の3点。ハンドルや運転席の背もたれに取り付けるテーブルがあれば安定して作業でき、車載用Wi-Fiを活用すればリモート会議なども問題なし。電源はポータブル電源やシガーソケットに接続するインバーターやUSBチャージャーがあれば万全だ。クルマなので移動も自由で音楽や動画なども気にせず楽しめるなど、実はインカーワークはいいことだらけ。ぜひ一度試してみてはいかが？

■いつでもどこでも仕事できる

日産×イトーキ
「MOOW」（価格未定）

NV200バネットをベースにさまざまな特殊用途車両を作ってきた日産と、豊富なオフィス設計の知見を持つイトーキが共同開発するオフィスカー。

車内後部の仕事スペースは、人間工学に基づいた理想の姿勢を実現する環境を構築。デスク天板は可動式で、ハンズフリーでビデオ通話ができるスリットも設けらている。バッテリーは日産が開発したリチオムイオンバッテリーを搭載。冷暖房機器も5時間程度稼働できる（600W／h稼働時）

■ハンドルなどに固定するマルチテーブル

エレコム
「車載用ハンドルテーブル P-CARPC01BK」（実勢価格：2900円前後）

車内でPC作業を行う際などに、ハンドルやシートの背もたれに固定して使用するマルチテーブル。500mlのペットボトルが置けるポケットや小物入れなども用意。テーブルサイズは約W355×D235mmで、13インチまでのノートPCに対応。

■高さや角度も調整できる車載テーブル

サンワサプライ
「車載用ノートPC テーブル」（8250円）

使いたい時にすぐに使える折りたたみ式のアルミ製テーブル。ハンドルや背もたれに固定するため、運転席や後部座席でも使用可能。高さや角度も調整できるため、最適なポジションで仕事できる。サイズは約W330×D310mm。耐荷重は約5kg

■ノートPCを約5回充電できる

Jackery
「Jackery Solar Generator 400 ポータブル電源ソーラーパネルセット」（6万9000円）

最大電力 200W の機器に給電できるポータブル電源とソーラーパネルの最強コンビ。ノートパソコン（30W）が約5回、携帯電話（18W）が約22回充電できる。ルーフにソーラーパネルを置いて充電も可能。

■どんなクルマも車内をオンライン化

パイオニア
「カロッツェリア車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D」（2万7500円 ※通信プラン：550円【1日プラン】、1650円【30日プラン】1万3200円【365日プラン】）

ドコモのLTE高速データ通信を定額で制限なく使用できる車載用Wi-Fi ルーター。走行中と一部の停車中のみWi-Fiサービスを利用できる。最大5台まで同時接続可能。

■車内でコンセントを使用できる！

エレコム
「車載用 DC-AC インバーター LPA-CIVT150BK」（実勢価格：4400円前後）

シガーソケットに接続し、家庭用の電源と同じAC100Vに変換するインバーター。定格出力150Wまでの機器を使用できる（最大瞬間出力は300W）。USBポートも搭載されており、ノートPCやタブレットなどさまざまな用途に活用できる。

■ヘッドライトが点灯・点滅

カーメイト
「NZ667 クルマ型 USB チャージャージムニー（R80）」（実勢価格：3850円前後）

大人気の四輪軽自動車、スズキジムニーのフロント部分がUSBポートになっているUSBチャージャー。シガーソケットに接続して使用する。通電時にはヘッドライトが点灯し、充電時には点滅するギミックがたまらない。出力は最大2.4A

>> 特集【理想の仕事基地を作る】

※2023年2月6日発売「GoodsPress」3月号112-113ページの記事をもとに構成しています

＜文／GoodsPress編集部＞

Original:https://www.goodspress.jp/features/512391/
Source:＆GP
Author:＆GP