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iPhoneがタッチ決済端末になる「Tap to Pay」、米70万カ所で利用可能に

tap to pay
 
外付けの決済端末いっさいなしでiPhone同士でタッチ決済が可能になる「Tap to Pay」を、SaaS(Software as a Service)プラットフォームで業界大手のWix.comがStripeとパートナーシップを組み、Wix利用者向けに展開開始した、とプレスリリースで発表しました。

対応事業者が70万カ所追加

2022年2月に発表された「Tap to Pay」は、iPhone上で Pay、非接触型クレジットカードやデビットカード、その他のデジタルウォレットによる支払いを、追加のハードウェアなしで可能にする新技術です。
 
Tap to Payは米国内のApple Storeで先行導入されていましたが、決済サービスのSquareがサードパーティーとしていち早く対応し、その後PayPalとVenmoでもサポートが開始されると伝えられました。
 
Wixは現地時間3月6日付けで、米国内のWix利用者向けにTap to Payを展開開始したと発表しました。これにより、米国内のTap to Payに対応する事業者が70万カ所増えたことになります。

iOS15.5およびiPhone XS以降が必要

iPhoneのTap to Payを利用するには、iOS15.5以降を搭載したiPhone XS以降のデバイスが必要となります。
 
Tap to Payは現在のところ米国でのみ利用可能となっており、今後その他の国や地域でも展開されるかどうかは今のところ定かでありません。
 
 
Source:Wix
(lexi)

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