凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)は、ショールーム「PLAZA21広島」を2月17日に移転リニューアルしたと発表しました。防災VRやメタバースが体験できるXR体験ルームを設置しました。
開館時間は毎週平日9時から18時。入館には事前予約が必要です。
コンテンツはさらに拡充予定
このほかにも、凸版印刷が開発した防災VRや安全教育VR、バーチャル工場見学、インテリアショールーム体験などに触れることもできます。将来的には、デジタルコンテンツの更なる拡充も検討されており、顧客の課題解決に向けたXRソリューションを提案していく方針です。
その他の展示コンテンツ
各展示の詳細は以下の通りです。
・「SX」展示
凸版印刷は、フードロス問題や二酸化炭素排出量の削減、プラスチック使用料の削減などあらゆる社会課題に対して、パッケージの分野から解決に取り組んでいます。「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE Packaging」を掲げ、「ひと」に価値ある「スマートライフ バリュー パッケージ」、「しゃかい」に価値ある「ソーシャル バリュー パッケージ」、「ちきゅう」に価値ある「サステナブル バリュー パッケージ®」を提供しています。
「PLAZA21広島」では環境配慮型パッケージを中心に様々な事例を紹介し、実物を見ながら3つのパッケージの特性を見ることができます。
・「DX」展示
凸版印刷は、お客さまや社会のデジタル変革を支援し、デジタル&リアル・オペレーションのハイブリッドDXによって、製造/流通/行政/医療などあらゆる分野で新たな価値を創出します。製造現場のIoT化に向け、製造現場におけるペーパレス化、在庫管理、棚卸業務の効率化など、あらゆる課題解決を目指す製造DXソリューション「NAVINECT」を中心に、各種デモキットを活用して紹介します。
また、行政DXソリューションでは申請手続きのデジタル化サービスやRPA、AIチャットボットなどを活用した各種窓口業務の効率化、省人化に貢献できるソリューションを展示します。
・「CX」展示
凸版印刷は、オンラインとオフライン両方の顧客体験において、受け手(生活者)と送り手(企業/ブランド/サービス)が交わるすべてのシーンで生まれる価値をデザインし、提供します。メタバースを中心とした仮想体験により、城郭ツアー、住宅展示場、観光ミュージアムなど各種コンテンツを、ゲーミングPCや専用VRゴーグル、4Kカメラなどの最新の機材を用いて体験することができます。
また、スマートグラスを活用した遠隔支援サービス「RimoPick」やオンライン展示会プラットフォーム「V-MESSE」など、日々変化する生活様式や価値観に合わせたソリューションを展示します。
凸版印刷について
また、国内外の貴重な文化財や世界遺産のデジタルアーカイブをVRコンテンツ化して公開する「トッパンVR」といった、XR事業も手掛けています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001100.000033034.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/198082
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文