調査会社Counterpoint Researchの最新の調査で、昨年最も売れたスマホモデルのうち、ほとんどがiPhoneだったことが判明しました。iPhoneモデルの中で最も人気だったのはどのモデルだったのでしょうか。
iPhone13が2022年に最も売れたスマホに
Counterpoint Researchの「世界月間スマホモデル販売追跡」によれば、2022年、Appleはスマホのベストセラートップ10のうち、8つのスポットを獲得した最初のブランドとなりました。なお、残りの2つのスポットはSamsung機であったとのことです。トップ10のスマホモデルは、昨年の全世界のスマホの売上のうち19%を占めたことがわかっています。
2022年に販売されたスマホで最も人気だったのはiPhone13で、iPhone全体の販売台数の28%を占めるに至りました。同機は、中国、米国、英国、ドイツ、フランスで最も売れたモデルとなりました。iPhone14シリーズの登場によりiPhone13の価格が下がったことが、途上国の市場での販売の促進につながったとされています。iPhone13の売上台数は2位のiPhone13 Pro Maxと比べても圧倒的に多く、その数は約2倍となりました。
Pro MaxモデルがProやベースをモデルを初めて上回る
2022年、iPhoneシリーズのPro Maxモデルが、Proモデルやベースモデルを上回る台数を記録しました。特にiPhone14 Pro Maxの売上は好調で、2022年9月、10月、11月に最も売れたスマホモデルとなり、ランキングで3位を獲得しました。
iPhone12は、2022年のトップ10モデルの中では最も古いモデルでしたが、米国、日本、中国で好調な売れ行きを維持しました。これには、毎年新型iPhoneが出る度に行われる値下げと、5G対応が重要な役割を果たしたとされています。
また、iPhone SE(2022)は業界で最もコンパクトなモデルの1つであり、10位を獲得しました。同モデルは前モデルと同様に、日本でも好調な売上を記録しました。
Appleはアジア市場で存在感を発揮
アジアスマホ市場でも、Appleは2023年2月の売上でシェア2位を獲得しており、インドや中国でも多くの端末を売り上げていることがわかっています。
中国市場のみに絞った別の統計調査でも、Appleは2022年に初めてナンバー2のベンダーになったことが明らかになっています。
Source:Counterpoint Research
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-527435/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania