自分好みの味をとことん追求できるのが自家焙煎の面白さ。最近は手軽に使えるコーヒーロースターも増えたけど、一般家庭でキッチンに置けるサイズとなれば、容量もやっぱりコンパクト。1日に何杯も飲む人なら、100gなんてあっという間に飲みきってしまいますよね。
毎日たっぷり飲みたいから、焙煎するときも一度にたっぷり焼いておきたい! そんな人にオススメなのが、サンコーの「ムラなく焙煎電熱直火式コーヒーロースター」(1万1800円)。一気に最大600gまで焙煎できる家庭用ロースターです。
「ムラなく焙煎電熱直火式コーヒーロースター」は、本格的なコーヒー焙煎を自宅で手軽に、かつ大量の豆をたっぷりムラなく焼けるよう開発された、電動コーヒーロースター。
ちょっと変わっているのがフォルム。生豆を入れる焙煎釜は一般的なロースターのような筒型ではなく、深型ホットプレートのような円盤型で、水平面に対しておよそ45度の傾斜をつけてセットされています。
使い方は極めてシンプル。本体搭載の焙煎釜に計量した生豆をセットしてフタを載せ、電源スイッチをオンに切り替えたら、あとはダイヤルで好みの温度に設定するだけ。すると、焙煎釜が加熱をスタート。同時に中央に取り付けられた羽根が回りだして、豆全体を大きく撹拌する仕組みです。底面積の広い釜が全体に熱を伝え、さらに45度の傾斜と羽根の回転が全体をまんべんなくかき混ぜて、大量のコーヒー豆でもムラなく均一に焼き上げられるのです。
ちなみに、焙煎にかかる時間はコーヒーの量や温度設定にもよりますが、200℃で200gの豆を焙煎した場合は、朝煎りで10~18分、中煎りで20~30分、深煎りで30分以上が目安。ただし、タイマーは搭載されていないので、最後は自分の目と嗅覚で確認する必要があります。また、焼きあがった豆はそのままにしておくと余熱でどんどん火が通ってしまうので、すぐ取り出さなくてはならない点にも、ちょっと注意しておきたいところ。
コーヒーの焙煎以外にナッツをローストすることもできるし、風味の落ちた緑茶を焙煎してほうじ茶にするのもお手のもの。ホームパーティで大量のポップコーンを作るのも面白いかも! シンプルなつくりなだけに、予想以上に多彩な用途に使えそうです。
なお、サイズは幅340×奥行き400×高さ260mmと、一般的な家庭用ロースターと比べるとやっぱり少し大きめです。出し入れが苦になるほどではないけれど、頻繁に使うのであれば、設置場所はあらかじめ考えておいたほうがいいかもしれませんね。
>> サンコー
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/515200/
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