SaaSプラットフォームなどを展開するHelpfeel(ヘルプフィール)は、米国OpenAIの「ChatGPT」を用いたFAQ作成支援ツール「Helpfeel Generative Writer」をリリースすると発表しました。2023年3月8日(水)よりサービス受付を開始します。
「Helpfeel Generative Writer」には、現地時間の23年3月1日(水)に正式公開されたChatGPTのAPI(gpt-3.5-turboモデル)を活用。FAQ作成の負担軽減を図ります。
「Helpfeel Generative Writer」の機能
まず、メールやチャットなどの履歴にある質問と回答をコピーして、「Helpfeel Generative Writer」にある「質問メール」「回答メール」の欄にそれぞれペーストします。その上で「変換する」のボタンをクリックすると、FAQ用の質問タイトルと本文が出力結果に表示されます。
ChatGPTを活用した自動生成では、もとのメールなどに含まれている個人情報は除いて要約されます。そのため、エンドユーザーからのお問い合せ履歴を用いたFAQの作成に対応でき、作成業務の負荷軽減に寄与します。
展開中のFAQシステム「Helpfeel」とは
「意図予測検索」は、利用者が質問に入力した言葉から、何を知りたいかという意図を予測し、その意図に合致する回答を検索するシステムです。入力内容が曖昧だったりスペルミスなどがあっても、利用者の疑問解決につながるFAQページの検索が可能です。また入力途中でも質問を予測して回答候補を表示します。
導入時にAIに学習させるデータの準備や、導入後のチューニングも不要。検索に対する回答記事を用意するだけで、FAQサイトを短時間で導入できる仕様としています。
PR TIMES:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000027275.html
(文・a.sambe)
- Original:https://techable.jp/archives/199312
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:三部綾子