株式会社hotarubiは、書籍のアニメーション制作の時間とコストを大幅削減できるシステム「うごく漫画」のサービス提供を開始しました。
特許出願中のAI技術により、書き加え箇所を補完した切り抜きの自動化を実現します。
AIシステムの活用で漫画を「うごく化」
次に、そのパーツに動きや声などのアクションを半自動的に加えてアニメーション動画にすることで、従来のアニメーション制作期間とコストを大幅に抑えます。
この手法により、従来の制作手法ではコスト的理由で「うごく化」が難しかった多くの作品や、原画のタッチを活かしたい作品なども、容易に「うごく化」することが可能となります。
特許出願中のAIシステムによる大幅なコストカット
また、従来の工程で分割した後に発生する書き加えが必要となる部分の自動補完も同時に行います。
その他、必要に応じ、キャラクターの性格を加味した抑揚のつく自動音声機能や吹き出しのセリフを多言語に翻訳対応する機能なども備えています。
この仕組みにより、1話(20ページ)あたりの制作期間は16時間程度となり、同社比10分の1程度に低減することが可能となっています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000113351.html
(文・神田 晃輔)
- Original:https://techable.jp/archives/199499
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Techable編集部