来店アンケートをAI-OCRで読み取り電子化！中古車販売管理アプリに新機能

Techable編集部

2年前

株式会社ファブリカコミュニケーションズは、2023年3月7日、スマートフォン用「symphonyアプリ」（iOS版）に、新機能としてアンケートシステム機能を導入しました。

これにより、「symphony」を利用している中古車販売店は、来店アンケートを簡単に行うことができ、さらに顧客情報や傾向を正しく把握することが可能となります。

symphonyアプリの概要と新機能について

「symphonyアプリ」は、中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony（ブラウザ版）」のサポートアプリです。

「symphonyアプリ」を使えば、いつでもどこでも仕入れた車両の登録や、広告に掲載する車両に関する問い合わせ対応ができます。

今回の新機能追加によって、「symphonyアプリ」でAIを組み込んだ光学的文字読み取り装置（AI-OCR）を使って、来店者アンケートを簡単に収集・管理できるようになります。また、SMSで来店者にWebアンケートを送付することも可能です。

この機能によって、アンケート集計や顧客情報登録業務が簡単に行えるようになります。顧客の傾向を読み解くことで、仕入れ方針や営業方針を定める際の参考にすることができます。

さらに、既存顧客データの更新や重複登録の防止など、顧客データの整理にも役立てることができます。

① 手書きアンケートによる収集
中古車販売店は同社が用意した汎用性の高いアンケート用紙を使って、来店者に記入してもらいます。

来店者に記入してもらった後、「symphonyアプリ」を立ち上げ、枠内にアンケート用紙が入るように撮影すると、手書きの文字列からチェック項目まで入力内容を自動認識し、アンケートがデータ化されます。

② Webアンケートによる収集
来店者の携帯電話番号を伺い、「symphonySMS」からアンケート回答URLを送信することもできます。SMSに届いたURLからアンケートを立ち上げ、来店者に回答してもらいます。回答が完了すると、「symphonyアプリ」に回答内容が届きます。

収集されたアンケートは、ブラウザ版の「symphony」にて来店経緯や期間別で集計でき、業務改善の指標として活用できます。顧客情報の管理はもちろん、既存顧客の重複データの整理も可能です。

「symphonyアンケートシステム」を利用することで、業務への負担なく、日に日に情報が蓄積され、価値ある状態に整理されるでしょう。

（文・神田晃輔）