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iOS16.4で「声の分離」モードが電話の通話でも利用可能に

声を分離
 
iOS15で導入された「声を分離(Voice Isolation)」モードが、iOS16.4ではセルラー通信を利用した通話でも利用可能になることが判明しました。

これまではFaceTime専用だった「声の分離」

自分の声が優先され、周囲の音が遮断される「声を分離」モードは、これまではFaceTime通話専用のモードでした(注:は公式サイトにそのように記していますが、実際はZoom、Skypeなどの他社製アプリでも利用できることがわかっています)。
 
しかし、2023年3月22日に公開されたiOS16.4のリリースキャンディデート(RC)のリリースノートから、iOS16.4ではセルラー通信を使った一般的な通話でも、「声を分離」モードが使えるようになることがわかりました。

「声を分離」モードの使い方

電話をかける際に「声を分離」モードを使う方法は以下のとおりです。
 

  1. 電話をかける。
  2. 通話の最中にiPhoneの「コントロールセンター」を開く。
  3. 「マイクモード」をタップする。
  4. 「声の分離」を選択する。

 
「声を分離」モードを有効にすると、周囲の騒音が遮断され、自分の声が相手にはっきり聞こえるようになります。
 

 
注意点として、FaceTime通話でマイクモードをタップすると「標準」「声を分離」「ワイドスペクトル」の3モードから選択することになりますが、セルラー網を使っての通話ではワイドスペクトルは選択できません。
 
ワイドスペクトルとは自分の声と周囲のすべての音が相手に聞こえるようにするモードです。

 
 
Source:9to5Mac, Apple
(lunatic)

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