ラストワンマイルに特化した配送ルート最適化サービス「Loogia(ルージア)」を展開する株式会社オプティマインド(以下、オプティマインド)は、新たに途中集荷を考慮してルートを作成できる新機能「PDP(pickup and delivery problem)機能」をリリースしました。
途中集荷を考慮した配送ルート作成が可能に
今回追加したPDPは、配送する品物一つ一つの配送元(pickup)と配送先(delivery)を明示的に考慮して、Loogia上で最適ルート策定をすることを可能としました。
集荷と配送の両方を考えた配車計画を実現
しかし、配送業者ごとに、関心が集荷業務であるのか配送業務であるのかは大きく違います。
例えば宅配業の場合、発荷主であるメーカの生産拠点へ荷物を取りにいき幹線輸送を担う自社の物流拠点へ持ち帰るケースでは集荷業務に関心があります。
一方、自社の物流拠点から、着荷主のもとへ荷物を届けるケースでは配送業務に関心があります。
PDP機能は、これら以外に、複数の店舗から複数の購入者のもとへお弁当を配送するケースなどに対応した、集荷業務と配送業務の両方に関心がある配送業者についても、集荷業務、配送業務それぞれを考慮した最適な配車計画を作成することを可能としました。
誰でも高精度な配車計画を作成
今までの導入実績として、佐川急便社や日本郵便、ローソンなど幅広い業界に延べ160社以上にサービス展開をしています。
また、開発したオプティマインドは、名古屋大学発ベンチャーとして2015年に創業。2019年には東洋経済新報社の「すごいベンチャー100」、2020年には代表の松下氏がForbes Asiaが発表した世界を変える30歳未満の起業家などを選出する「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出されています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000034529.html
(文・Motohashi K.)
- Original:https://techable.jp/archives/200602
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:本橋恵一