Snapdragon 8 Gen 3(型番:SM8650、コードネーム:LanaiもしくはPineapple)には、新設計のCPUコアを加えた4種類のCPUを搭載する構成となり、64ビットのみサポートされるとの予想をリーカーが投稿しました。
4種類の新しいCPUコアを搭載と予想
Snapdragon 8 Gen 3のCPUは、「Hunter ‘gold+’」「Hunter ‘titanium’」「Hayes ‘silver’」「Hunter ‘gold’」の4種類のコアで構成されるようです。
HunterとHayesのいずれもArmの未発表のCPUコアになると、リーカーのKuba Wojciechowski氏(@Za_Raczke)は述べています。
このうち、Qualcommが初めて実装するのは「Hunter ‘gold’」で、「Hunter ‘gold+’」の実態はArm Cortex-X4と同氏は予想しています。
Snapdragon 8 Gen 3の構成は?
これらのCPUコアを用いたSnapdragon 8 Gen 3の構成は、下記のようになる見込みです。
- Hunter ‘gold+’(Cortex-X4相当):1コア
- Hunter ‘titanium’(Cortex-A7xx):2コア
- Hayes ‘silver’(Cortex-A5xx):2コア
- Hunter ‘gold’(Cortex-A7xx):3コア
Hunter ‘titanium’コアは、Hunter ‘gold’コアよりも動作周波数が高く、キャッシュ容量も多い可能性がありますが、詳細は調査中とのことです。
これらの仕様が正しければ、Snapdragon 8 Gen 3は省電力性能とマルチコア性能を重視したシステム・オン・チップ(SoC)になると、Wccftechは述べています。
64ビットのみサポート、GPUは動作周波数1GHz
Kuba Wojciechowski氏(@Za_Raczke)は、発見したコードから、いずれのコアも32ビットをサポートせず、64ビットのみに対応することが確認されたと伝えています。
Snapdragon 8 Gen 3のGPUについても同氏は報告しており、Adreno 740後継となるAdreno 750を搭載、動作周波数は770MHzと予想しています。
According to my sources, the SoC will have the following CPU config:
2x Arm codename Hayes (A5xx) "silver" cores
3x Arm codename Hunter (A7xx) "gold" cores
2x Arm codename Hunter (A7xx) "titanium" cores
1x Arm codename Hunter ELP (Xn) "gold+" core
I can also confirm that the chip has an Adreno 750 GPU (alternatively also called Adreno Gen 7.9.0, up from 7.2.0 on 8 Gen 2). Currently the maximum frequency is set to 770 MHz, although that might change on future revisions of the chip.
Source:Kuba Wojciechowski(@Za_Raczke)/Twitter
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-529700/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania