iPhone15シリーズ用有機EL(OLED)ディスプレイの製造を、Samsung Displayが2023年5月に、LG Displayが6月に開始すると、韓国メディアThe Elecが報じました。
なお、iPhone15用6.1インチOLEDディスプレイを供給予定の中国BOEの製造開始時期は、大幅に遅れる見込みです。
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iPhone15/15 Proシリーズはこうなる!?最新の噂まとめ
韓国のサプライヤー2社が先行して製造開始
iPhone15シリーズ用OLEDディスプレイの製造を、Samsung Displayが2023年5月に開始すると、The Elecが伝えました。
同メディアによれば、翌月にはLG DisplayがiPhone15 Proシリーズ用OLEDディスプレイの製造を開始する見通しです。
The Elecは記していませんが、Samsung Displayが2023年5月に製造開始予定のiPhone15シリーズ用OLEDディスプレイには、iPhone15およびiPhone15 Plus用だけではなくiPhone15 Proシリーズ用も含まれると推察されます。
中国BOEは、Dynamic Island周りの「光漏れ」問題に直面
iPhone15シリーズではProシリーズだけではなく、iPhone15およびiPhone15 Plusも含めて全機種がDynamic Islandを採用するのが確実視されています。
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ用OLEDディスプレイを供給予定の3社のうち、BOEはDynamic Island(長円+円形のパンチホールデザイン)の製造経験がなく、現在のところ、満足できる品質には達していないようです。
同社は、Dynamic Islandの周囲からDynamic Island内に光が漏れる問題を解決できていないようです。
そのため、BOEが製造予定だったiPhone15用6.1インチOLEDディスプレイは、しばらくのあいだSamsung Displayが供給することになったとThe Elecは述べています。
中国BOEによる同ディスプレイの供給はそれでも、年内には開始されると情報筋は予想しています。
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook
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