プラモデルの塗装にこだわりたいモデラーにとって重要なのがエアブラシ。とはいえエアブラシは、周囲が汚れないようになどいろいろ気を使わなければいけなことだらけ。またプラモデル製作には、ニッパー、ヤスリ、カッター、ピンセット、パレット、塗料のボトルなど使用する道具が多く、ランナーや説明書などもデスク上に散乱して、集中力もそがれがちです。
そんな限られた空間でもプラモデルの製作・塗装を行えるのがArttyStation(アーティステーション)から発売のプラモデル製作用ワークステーション「Whimori(フィモリ)」(2万4000円)。プラモデルの塗装に必要な環境を構築できる製品です。
塗装スペースは幅580×高さ400mmと広くて使いやすく、大型プラモデルの塗装にも利用できます。そして、中央にターンテーブルを配置しているため、プラモデルを置いて好みの位置に回転させながらの塗装もできます。ターンテーブルにはボールベアリングが搭載されているため動きもスムーズで、縁にはノッチが等間隔に刻まれています。
ブース背面には6インチ(150mm)のブロアファンを最大2つまで設置可能。1口用・2口用の背面パネルがそれぞれ付属しており、環境に合わせて排気性能を選択可能です。また、ブース背面とブロアファンの吸入口の間に一定の空間を設けるエアチャンバー構造を採用しているため、飛散した塗料をムラなく均一に吸引します。さらにブース奥に60°の傾斜角を設けており、ブース内で跳ね返った粒子も効率良く吸引できる傾斜吸引構造になっています。
排気口の手前には、塗料の粒子をキャッチして外気を汚さない専用フィルター(別売)を取り付け可能。マグネット式で着脱できるためフィルター交換も簡単で、ブースを常に清潔に保てます。
エアブラシ用のスタンドを3つ搭載しているため、複数のエアブラシの使い分けに便利。ブース内部に設置するスタンドは、利き手に合わせて左右どちらにも置けるところもポイントです。
エアブラシスタンドのほかにも、小物を分類して置ける小物用ストレージ、塗装棒など長いパーツ・道具を置ける長物用ホルダー、塗装前の細かいパーツを分けておける一時スペース、浮かせた状態での塗装・乾燥を行える多目的ハンガー、塗料ボトルを20個置ける塗料ラック、塗装棒で挟んだパーツを置ける塗装棒スタンド、その他と層に必要な道具を収納できる大型引き出しを搭載。塗装時の大敵であるホコリの侵入を防ぐ「専用カバー」(3800円)も用意されています。アクリル素材の窓があるため、カバーを閉じたままでも内部の状況を確認できます。
素材は、家具などにも広く使われている高密度MDF。耐久性が高くて軽量、反りや乾燥割れなどにも強いなどの特徴を持っています。UVコーティングを施しているため、湿気やホコリに強く、塗料汚れも濡れたタオルやシンナーなどで落としやすくなっています。プラモデルの塗装にこだわりたいなら、専用スペースの導入を検討してみては。
>> ArttyStation
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/519676/
- Source:&GP
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