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大使館、韓国人観光客がセクハラ動画を違法に配信したと注意喚起

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韓国メディアKorea Timesは3月29日、韓国人観光客がタイで通行人の女性を撮影して配信した動画が問題になっていると報じました。日本ではスシロー等での迷惑動画が話題になりましたが、タイでは韓国人観光客によるセクハラ動画が問題となっている模様です。

セクハラ動画

Korea Timesによると、ある韓国人男性がタイを旅行中に、通行人の女性に対して一緒に酒を飲みに行こうと動画を撮りながら声をかけました。
 
女性は何度も誘いを断ったものの、韓国人男性は執拗に誘うとともに撮影を続けました。女性は自身のInstagramで「怖くて不快だった」とコメントしています。
 
タイ現地メディアAmarin TVは、韓国人男性が投稿したYouTube動画を画像処理の上で掲載しました。男性が「私は韓国人だ」と自己紹介して声をかけており、自身のYouTubeに登場してほしいと依頼しています。
 

 
女性は握手して立ち去っていますが、Amarin TVによると男性は飲みに行こうと執拗に声をかけながら無断で撮影を続けたため、女性は恐怖を感じていた模様です。
 
Amarin TVは、問題の韓国人男性がタイ人女性に声をかける様子や、ナイトクラブで性的な言動を行う様子を写した数多くの動画等を投稿していたと紹介し、コメンテーター達は不快感をあらわにしました。

大使館が注意喚起

駐タイ韓国大使館は3月29日、韓国人がタイ人を違法に撮影して動画配信したことが国内外のメディアで問題になっているとして自国民に対して注意喚起を行いました。
 
韓国大使館によると、路上でタイ人をターゲットにして声をかけて動画配信することは、タイ人を蔑視しているとして問題になる可能性があるとともに、肖像権侵害等で現地法で処罰される可能性があります。
 
駐タイ韓国大使館は、タイを訪問する韓国人に対して「不適切な行為により国家の名誉を傷つけないよう」求めました。
 
一方で動画配信の是非や国家の名誉の問題以前に、女性が拒否しているにもかかわらず執拗に声をかける行為を控えるべきだと思われます。
 
 
Source:駐タイ韓国大使館, Korea Times, Amarin TV
(seng)

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