米国の十代の若者を対象に行った統計調査の結果をPiper Sandlerが公開しました。iPhone人気は継続しており、87%の若者が現在iPhoneを所有していると回答しています。
88%は次もiPhoneを買うと回答
Piper Sandlerの調査では、88%の若者が次もiPhoneを購入すると回答しています。87%のiPhone所有率と88%の購入意欲という数字は、昨年の調査とまったく同じで、iPhoneは引き続き若年層のユーザーを惹きつけていることが伺えます。
2012年時点ではわずか40%の米国の若者がiPhoneを所有していましたが、10年間で所有率は2倍以上へと跳ね上がっています。
ウェアラブルに関する調査では、腕につける何かしらのデバイスを所有していると答えたユーザーは35%に上り、昨年秋から4%アップしています。次の6カ月以内にApple Watchを購入すると回答したユーザーは15%となっています。
AR/VRデバイスの先行きは怪しい?
十代の若者で仮想現実(VR)ヘッドセットを所有していると答えたのは29%で、毎週VRヘッドセットを使用していると回答したのはわずか14%にとどまりました。
また、61%の若者はVRヘッドセットを購入する計画はないと答えており、Appleが6月の世界開発者会議(WWDC)で発表を計画しているAR/VRデバイスは若者ウケしない可能性があります。
加えて、3,000ドルという高価格も十代の若者にとってはおおきな障壁となりそうです。
Appleの初代AR/VRヘッドセットはゴーグル型となる見通しで、メガネ型のより軽量のデバイスはもっと後になってから登場するとみられています。
Apple Payは最も人気の決済オプションに
十代の若者の間で、Apple Payが最も人気の決済オプションとなっており、過去1カ月間にApple Payを使用した人の数は39%に上りました。
音楽ではSpotifyのほうがApple Musicよりも人気が高く、過去6カ月間にSpotifyを使用したという人は68.1%に達していますが、Apple Musicは36.4%にとどまっています。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-531780/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania