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米ワシントン州のApple Storeで約50万ドル相当のiPhoneが盗まれる

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米ワシントン州にあるAlderwood Mall Storeで先週末、約50万ドル(約6,600万円)相当のiPhoneが盗まれる事件が発生しました。King 5 Newsによると、窃盗犯は隣接するコーヒーショップ「Seattle Coffee Gear」に侵入し、バスルームの壁に穴を開けてApple Storeのバックルームに侵入したということです。

合計436台のiPhoneが盗まれる

犯人らはApple Storeのセキュリティシステムを回避するため、隣接するコーヒーショップに侵入し、合計436台、約50万ドル相当のiPhoneを盗み出しました。
 
Seattle Coffee Gearのマネージャーであるエリック・マークス氏によると、このコーヒーショップは店舗の配置の関係で、Apple Storeに隣接しているようには見えないということです。マークス氏はKing 5 Newsの取材に対し、「Apple Storeに隣接しているとは思いもしませんでした。そのため、モールの配置図を熟知している人物でなければ考えつかないことです」と語っています。
 
警察は監視カメラの映像を入手していますが、現在捜査中のため公開されていません。コーヒーショップからは何も盗まれていませんでしたが、鍵の交換とトイレの壁の修繕に1,500ドル(約20万円)かかるということです。事件が発生したのはAlderwood Mallが閉店した後だったため、Apple Storeに従業員はいませんでした。
 
Alderwood Mallの広報担当者は、事件解決のために警察と協力していると述べていますが、Appleはまだコメントを出していないということです。
 

これまでにもApple Storeで窃盗事件が多発

Apple製品はブランド力が強く高値で売買できるため、これまでにApple Storeでは複数の盗難事件が発生しています。直近では1月に、オハイオ州のビーバークリークにあるApple Storeで、10万ドル(約1,300万円)を超える額に相当するApple製品が盗まれました。
 
中でもカリフォルニア州ではApple製品を狙った窃盗事件が多発しており、同州では約10万円以下の窃盗であれば軽犯罪扱いとなっていることが一因ではないかと考えられています。
 
 
Source:King 5 News via MacRumors
(m7000)

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