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ソフトバンクだけがiPhone13を激安価格で販売継続か

Apple iPhone13 mini
 
家電量販店のキャリア版iPhoneセールにおいて、2年後に端末を返却する残価設定型の契約を対象にソフトバンク版が負担額24円で提供されています。一方で、NTTドコモやauは販売価格を大幅に引き上げた模様です。

量販店のセール

家電量販店等の販売代理店において、MNPで残価設定型契約を申し込むこと等を条件にキャリア版スマートフォンがセール販売されています。
 
Twitterユーザーの子猫752氏(@fYpkHX7wHE5oYmG)は4月8日、ヨドバシカメラ新宿西口店の画像を投稿しました。
 


 
MNPや残価設定型契約等を条件にソフトバンクのiPhone13が負担額24円のセール価格で提供されています。
 
一方で、3月のセールにおいてiPhone13を負担額1円で提供していたauは、負担額23,460円で販売しています。
 
なお、先週のau版iPhone13(128GB)の販売価格は42,975円でした。1週間で提供価格が大幅に変動しており、キャリアによる販売戦略が明確に定まっていない可能性があります。
 
またドコモは、2022年12月にiPhone13 miniを実質23円で販売し、20,000円相当のポイント還元を実施しましたが、記事執筆時点においては家電量販店でのiPhone格安販売を実施していない模様です。
 
実施する週によって、販売価格やポイント還元状況等が大きく変動する家電量販店のセールですが、今後iPhone13の格安販売が終了する可能性もありそうです。

公正取引委員会が問題視

公正取引委員会は2月24日、スマートフォンの格安販売に関する緊急調査結果を公表し、場合によっては独占禁止法違反となる可能性があると指摘しました。
 
報告書では、2年後の端末返却を前提とした実質1円~数十円での販売についても、一括1円での販売と同様の「極端な廉価販売」と定義して問題視しています。
 
公正取引委員会の調査結果を受けて、キャリア版iPhoneセールの規模が縮小していると推察されます。

今後、セール内容が変更となる可能性も

負担額数十円等でのキャリア版iPhoneセールは、家電量販店のオンラインショップ等では行われておらず、量販店やショッピングモール等の実店舗のみで開催されています。店舗の在庫状況等により、セール内容が異なる場合があります。また、週によってセール内容が大きく変化しています。
 
セール内容の詳細や在庫の有無等については、お近くの店舗でご確認ください。
 
 
Source:子猫752 / Twitter
Photo:Apple
(seng)

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