Googleは現地時間4月13日、Mac版Chromeブラウザが「これまで以上に高速化」されたと発表しました。Appleが提供するブラウザの応答時間を計測できるベンチマークツール「Speedometer2.1」において、同ブラウザの速度が3カ月間で10%向上したということです。
Mac版Chrome、速度が3カ月間で10%向上
Googleは最新版のChromeにおいて、速度と効率を向上させる新たな機会を見つけるため、「内部を徹底的に調査した」と述べており、一部のCSSとJavaScript関数のHTML解析を改善し、より効率的なポインタ圧縮と割り当てを実現しました。
同社は、ポインタの圧縮および圧縮解除方法について最適化を行い、トラフィックの多いフィールドの圧縮を避けていると説明しています。これらの操作頻度が高いため、パフォーマンスに顕著な影響があったということです。
また、JavaScriptの「undefined」のように頻繁にアクセスされるオブジェクトをメモリベースの先頭に移動し、より高速なマシンコードでアクセスできるようにしています。
なお先日、AppleInsiderがMacでChromeブラウザを使うとAppleのプライバシー保護機能が無意味になると報じています。
Mac版Google Chromeは、GoogleのWebサイトからダウンロード可能です。
Source:Speedometer,Google via MacRumors
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