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Apple、M2搭載15インチMacBook Air含む新型Macの動作検証中

M2 MacBook Air
 
は、新サイズである15インチディスプレイを搭載したMacBook Airを含む次期の動作検証を行っていると、米メディアBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えています。

15インチMacBook Air はM2搭載か

Appleは少し前から、App Storeで公開されているサードパーティーの動作検証を新型MacBookで行っていることが、開発者のログから確認できたとのことです。この新型MacBookが、15インチMacBook Airだと考えられています。
 
ガーマン記者は15インチMacBook Airについて、ログを見る限りAppleが開発中とされる新しいM3チップではなく、現行のM2チップを搭載しているようだと記しています。
 
ログから確認できた15インチMacBook Airが搭載するチップは8個のCPUコア(4個の高性能コアと4個の高効率コア)と10個のGPUコアで構成され、5GBのROMを搭載しているとのことです。これは現行のMacBook Airと同じ構成です。
 
また現在動作検証が行われている新型MacBook Airでは、6月5日に開幕する世界開発者会議(WWDC23)で発表される次期macOS、つまりmacOS14が動作している模様です。

画面解像度は14インチのハイエンドMacBook Proと同じ

ログから判明した新型15インチMacBook Air(コードネーム「Mac 15,3」)の画面解像度は、14インチのハイエンドMacBook Proと同じだそうです。つまり14インチMacBook Proと比べ、若干明瞭さが劣ることを意味します。
 
15インチMacBook Airに加え、Appleは13インチMacBook Air、24インチiMac、エントリーレベルの13インチMacBook Proの準備を進めているとされています。
 
なお今もAppleシリコンへの移行が完了していないMac Proについては、仕様の変更などにより開発が遅れていると、ガーマン記者は記しています。

WWDC23ではM3搭載モデルは発表されない?

ガーマン記者の情報が正しければ、AppleはWWDC23で15インチMacBook Airなどの新製品を発表したとしても、これらはいずれもM2チップを搭載したモデルである、ということになります。
 
同記者はMacの大きな変更は、のちにリリースされる3ナノメートル(nm)プロセスによるM3チップの発表によってもたらされると記しています。またこの秋発売されるiPhone15シリーズが搭載するチップでも同様の技術が用いられる(Proシリーズが搭載するA17 Bionicチップのことか)とも述べています。

 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)

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