現地時間2023年6月5日に始まるAppleの世界開発者会議(WWDC23)では、同社の新カテゴリー製品となる、複合現実(MR)ヘッドセットが発表されると、米メディアBloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で改めて伝えています。
WWDC23の目玉はRealityヘッドセット
ガーマン記者によれば、WWDC23では以下の新製品およびソフトウェアが発表される予定で、なかでも一番の目玉は複合現実ヘッドセット「Reality」となるようです。
- Realityヘッドセット
- ヘッドセット用の新OS、xrOSとソフトウェア開発キット
- 新型MacBook
- iOS17
- iPadOS17
- macOS 14
- wathOS10(かなりの大きなアップデート)
WWDC23での発表が見込まれるMacBookが具体的に何かについては、ガーマン記者は明言を避けています。代わりにAppleが現在開発中のモデルとして、15インチMacBook Air、13インチMacBook Air、エントリーレベルの13インチMacBook Pro、24インチiMac、Appleシリコン搭載Mac Pro、アップデートしたハイエンドMacBook Proを挙げ、このうちのいくつかのMacBookがWWDC23で発表されるとのみ記しています。
ただし今年のWWDCでは、新しいM3チップは発表されず、発表が見込まれる15インチMacBook AirはM2チップを搭載するとのことです。
watchOS10は大きなアップデートに
iOS17そのものには目立った新機能の追加はないものの、欧州の規制に準拠するためiOSアプリのサイドローディングを認めるという意味で、同OSで大きな変更が行われるとガーマン記者は述べています。
iPadOS17も同じく大型アップデートとはなりませんが、来年発売が見込まれる有機EL(OLED)ディスプレイ搭載iPadに向けた変更が加えられる見通しとのことです。
macOS 14、tvOS17でも大きな変更や新機能の追加は行われないと予想されている一方、watchOS10はユーザーインターフェース(UI)の変更を含む、かなり大きなアップデートになるとのことです。一方で今年発売見込みのApple Watch Series 9においてはハードウェアの目立ったアップグレードは行われない見通しです。
Source:Power On
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-532818/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania