【人気ショップ売れてるモノ頂上決戦!】
最近ダイソーが力を入れているジャンルのひとつがキャンプグッズだ。アウトドアメーカーの商品に比べて破格の値段で展開し、キャンパーを驚かせている。そんなキャンプグッズにフィーチャーする!
* * *
取り扱いアイテム数は約7万、毎月の新商品が約1200アイテムというダイソー。プチプラに詳しいライターの佐々木さんは、「品数がすごく多いので、大当たり商品を見つける宝探し気分も味わえます」と、その魅力を話す。
「ダイソーといえば生活雑貨ですが、最近はキャンプグッズが充実しています。値段は550円や1100円する商品が多いものの、ユーザーも“100円でクオリティの高い商品を売るダイソーなのだから、値段が高い分、相当いいに違いない”と、納得をしているようです」
既存のキャンプグッズに比べて値段は破格。ラインナップも充実し、キャンパーからも注目されているダイソーのキャンプグッズ。佐々木さんにオススメグッズを選んでもらった。
元テレビリポーターのwebライター。現在はプチプラ雑貨の専門家として記事執筆や数々のテレビ番組に出演中。「安いけどコスパが高い商品」を探し出すのが生きがい
【即買いキャンプグッズ】
<第1位>すべての面倒臭さを排除したお手軽使い捨てバーベキューコンロ
バーベキューの面倒臭さを払拭した商品です。コンロや炭を用意しなくても、火さえあれば手軽にバーベキューが楽しめます。ゴミ袋に入れて持ち帰るだ けなので手間もかかりません(佐々木さん)
DAISO
「インスタントコンロ」(330円)
アルミ容器、スタンド、網、炭、着火剤がセットになった1〜2人用のバーベキューコンロ。持ち運びや自宅での収納、キャンプでの組み立てから炭への着火、後片付けと一切の手間がかからない。燃焼時間は1時間程度。圧倒的な手軽さがうれしい
<第2位>朝日を見ながら本格的なコーヒーでお目覚め
豆を挽く、淹れる、飲むという行為がこれひとつでOK。水洗いもできるので後片付けも簡単です。人気商品で手に入れるのに2ヵ月かかりました(佐々木さん)
DAISO
「アウトドア コーヒーメーカー カップセット」(1100円)
ミルとカップふたつ、ドリッパーがワンセットに。お湯とコーヒー豆を用意するだけで、香り豊かな本格的なコーヒーをアウトドアでも味わえる。ソロキャンのお供にもうってつけ。
<第3位>ケースから出して広げるだけ!巷で話題となった“1100円テント”
キャンパーは本格的なテントを持っていると思いますが、これは別物。軽くて小さく、道具なしで簡単に設営できるので、ちょっとした時に便利です(佐々木さん)
DAISO
「クイックエクスパンド サンシェード」(1100円)
「1100円のテントがある」と話題になったダイソーのサンシェード。袋から出して広げるだけなので、日差し除けとして海やプール、公園などさまざまなシーンで活躍しそう。
<第4位>キャンプの必需品ウォータージャグ。保管場所を取らず持ち運びも便利
安いウォータージャグは蛇口から水漏れすることがありますが、これはしっかり水が止まります。折りたたみ式なのに安定感もばっちりです(佐々木さん)
DAISO
「折りたたみポリタンク 約3.5L(コック付)」(440円)
キャンプの必需品ウォータージャグはかさばるので持ち運びや保管時に場所を取るのが悩みどころ。でもこれは折りたたみ式なので問題なし。安定性も蛇口からの水の出も悪くない。
<第5位>生卵を割らずに持ち運び!! キャンプ飯もグレードアップ
キャンプ飯といえば、雑炊やラーメンに生卵を入れるのがご馳走です。でも荷物と一緒だと卵は割れやすいので、これは地味に大活躍します(佐々木さん)
DAISO
「エッグホルダー 2個用」(110円)
■イザという時にオススメな関連グッズ
DAISO
「封筒型シュラフ」(1100円)
車中泊で寝袋があると、毛布などと違って足も包まれるので足先が冷えないし、安心感があって寝付きもいいです。1100円という破格の値段は発売当初、衝撃的でした(佐々木さん)
発売当初、常識破りの価格にキャンパーたちをザワつかせた商品。使用温度が15°Cなので真冬のキャンプではシートや毛布が必要だが、それなりに厚みもあるので車中泊に重宝する。
DAISO
「折りたたみ角バケツ 7.5L」(550円)
たためるので持ち運びに便利ですし、ホワイトとグレーの色合いは生活感がなくオシャレでキャンプにもピッタリ。飲物を冷やす時に安定感もあります(佐々木さん)
掃除の時にしか使わないのにかさばるバケツ。折りたたみ式にしたことで大人気となった掃除道具だ。バケツに入れた水の量に関係なく安定感があるのでキャンプでも使える。
■オトコ心をくすぐる機能とコスパ!ガチで使える「ガジェット」
種類の多さ、価格の安さ、クオリティの高さと3拍子揃っているダイソーのガジェット。特にスマホやタブレット関連のアイテムが充実する中で、佐々木さんが注目するのはコレだ!
* * *
キャンプグッズ同様に注目されているのがガジェット系。佐々木さんも「2〜3年前からダイソーは家電にも力を入れ始めています」と語る。
見ると550円、1100円など110円以上の金額の商品が目立つが、同ジャンルの商品と比べると、どれも破格だ。
「アウトドアが話題になるとキャンプグッズを充実させたり、SDGsが騒がれたらサステナブルな商品を販売するなど、ダイソーは時代をすぐに商品に反映させるのが上手です。また、他店にないアイデア商品が多いほか、例えば今回紹介するワイヤレスチャージャーマウスパットのように、プラス機能を付ける傾向もあります。男性を意識したシンプルなデザインも多く、一人暮らしの男性の部屋に置いてあっても違和感がないモノも。ガジェット系目当てなのか店内に男性客が増えている印象はあります」
そこで読者向けに、電気を使うガジェットを選んでもらった。
【使える「ガジェット」】
<第1位>防滴なので水回りで活躍!ハンズフリー通話もOK
お風呂やキッチンなど水回りでの利用に最適です。吸盤で壁にくっつくので邪魔にならないし、形もキュート。電話の時は料理をしながらハンズフリーで会話もできます(佐々木さん)
DAISO
「Bluetoothスピーカー(ワイヤレス、防滴使用)」(550円)
シリコンカバーが防滴仕様なので多少の水は心配なし。前面がスピーカーになっていて、音質も悪くなく、音量調整や一時停止、再生は側面のボタンで操作可能だ。連続使用時間は約2時間。お風呂で使えばゆっくりとバスタイムを楽しめる。
<第2位>Qi対応でスマホを置くだけ!争奪戦が起こったほどの人気商品
単純に安さで選びました。ユーザーの間で話題になり、争奪戦が起こったほど。初めてワイヤレスチャージャーを買った人も多かったようです(佐々木さん)
DAISO
「ワイヤレスチャージャー」(1100円)
サイズは直径約10cm、厚さ約0.7cm。ACアダプタ(10W出力用)は別売りで、長さ約10cmの付属ケーブルはUSB Type-Cに対応している。購入時は対応機種のチェックを忘れずに。
<第3位>ワイヤレスイヤホンがこの価格!伝説を作ったダイソーの名作
プチプラショップでは多くのイヤホン、ヘッドホンが発売されていますが、これを超えるモノはないと言われている逸品。価格以上の音質です(佐々木さん)
DAISO
「完全ワイヤレスイヤホン」(1100円)
ワイヤレスイヤホンが1100円という値段に、発売当初は多くの人が衝撃を受けたことでも有名な品。耳へのフィット感もよく、低価格のわりには低音もしっかりしていると大評判だ。
<第4位>薄型コンパクトサイズ。タブレットとの最強コンビ!
小さくて薄いので持ち運びに便利ですし、キーストロークの感触も申し分ありません。手の小さなお子さん用に買う方も多いようです(佐々木さん)
DAISO
「超薄型ワイヤレスキーボード」(1100円)
一般的なノートパソコンとキーサイズは変わらず、使いやすさも問題なし。キーボードの有無で作業スピードが段違いなので、タブレットと一緒にバッグに入れて持ち歩きたい。
<第5位>マウスパッドと充電器の一人二役、パソコン作業中にフル充電!
今いちばん話題になっているダイソー家電。パッド自体のマウスの滑りはいいし、何よりも一緒にスマホの充電ができる優れモノです(佐々木さん)
DAISO
「ワイヤレスチャージャー マウスパッド」(1100円)
ダイソーの企画力を象徴するアイテムのひとつ。マウスを使いながら、手元にスマホを置くだけで充電できるのは便利だ。スマホを斜めにすれば液晶画面を見ながら作業もできる。
■あると意外に便利なオススメアイテムはコレ!
DAISO
「ウェブカメラ スライドカバー 2P」(110円)
もう1年以上愛用しています。スライドがスムーズでなかったり、シールがズレることも一切なし。コスパが相当高いと思います(佐々木さん)
スマホやパソコンのWebカメラをカバーすることで、レンズを保護したり、プライバシーを守るのに一役買う。厚さ1mmの薄型なのでスマホに装着しても特に違和感もない。
DAISO
「センサーライト」(330円)
夜中にトイレに起きた時、照明だと明るすぎて目が覚めてしまいます。でもセンサーライトなら絶妙な明るさです(佐々木さん)
モーションセンサーの検知距離は約4m。人が近づくと自動で点灯する。乾電池を使うのでコンセントがない場所でもOK。玄関や廊下に置けば足元が照らされて安心。
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。
※2023年4月6日発売「GoodsPress」5月号22-25ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/黒川秀紀 撮影/湯浅立志(Y2)>
【関連記事】
◆厚さ5cmの断熱材で強力保冷&てこの原理で開けやすいクーラーボックスで夏キャンプを快適に過ごそう!
◆スノーピーク「ランドネスト」の設営簡単テントやタープがあればキャンプにもっと行きたくなる!
◆非日常感を後押し。VASTLANDのLEDストリングライトでキャンプサイトに彩りをプラス
- Original:https://www.goodspress.jp/features/522443/
- Source:&GP
- Author:&GP