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韓国ヒョンデ、パフォーマンスEV「IONIQ 5 N」発表。EVで最高の走りを実現

韓国の自動車メーカー「Hyundai(ヒョンデ)」は、新型の高性能量産EV「IONIQ 5 N」を発表。2023年7月に発売を予定していることを明かしました。Nブランドの市販車としては初めて全輪駆動(AWD)システムを装備します。

EVとモータースポーツで培った技術が融合

Nブランドは、Hyundaiが展開するハイパフォーマンスモデルシリーズ。今回発売予定の「IONIQ 5 N」は、EV専用プラットフォームE-GMP(Electrified-Global Modular Platform)と、モータースポーツで培ったNの技術・ノウハウを融合したモデルです。

専用にチューニングされたe-LSDによって、電子制御ユニットがホイールセンサーからの入力をモニタリング。特定のホイールがトルクを必要とするタイミングを正確に判断し、車両全体のグリップを向上させます。サーキットでのコーナリングや高速走行、氷結や深雪などの悪条件の下でも快適なハンドリングをサポートします。

トルクレベルは運転手が選択可能

4輪へのパワー配分は、「Nトルクディストリビューション」とe-LSDによって行われます。氷の湖といった、極端に低摩擦の条件でも、EV特有の瞬間的でシームレスなパワー伝達に素早く対応できるように特別に設計されているとのこと。

なお、各ドライブモードは最適化された「Nトルク配分」を採用。前後のホイールへのトルクレベルを、ドライバーが選択できます。そのため、EV特有の瞬間的でシームレスなパワー伝達に素早く対応することが可能です。

モータースポーツ部門VPのコメント

「IONIQ 5 N」について、Hyundai Motor CompanyのNブランド管理およびモータースポーツ部門副社長であるティル・ワルテンベルグ氏は、以下のようにコメントしています。

ニュルブルクリンクの鋭いコーナーで磨かれた当社のNモデルは、アリエプローグの性能試験場の鋭いコーナーと氷の表面で研ぎ澄まされ、最も過酷な冬の条件でも最高のパフォーマンスを保証します。

私たちは、IONIQ 5 Nが当社の広範な性能基準を完璧に満たしていることを証明し、当社初の量産EV NモデルとしてNブランドの成功を約束すると自負しています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000095868.html

(文・S.Inosita)

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