DICグループの中核企業、DIC株式会社は、リチウムイオン電池の負極用水系バインダー「WATERSOL(ウォーターゾール)‐LB」を開発しました。同製品は、バッテリーの長寿命化に貢献する構成素材です。
リチウムイオン電池の重要な構成素材のひとつ
「WATERSOL‐LB」は、溶剤系に比べて製造時の環境負荷が低い水系の製品。従来品と比較し、高温(45℃)および低温下(-10℃)での充放電時の容量維持において数倍の改善が見られるなど、環境変化への適応性に優れています。
また、リチウムイオン電池の内部抵抗を低減し、低容量から高容量の幅広い容量帯の負極材に適応します。これらの要求性能を満たすことで、バッテリーの長寿命化に貢献します。
社会の持続的繁栄に貢献
社会変革に対応した省エネルギーや、環境への負荷低減に寄与するサステナブル製品を開発・提供することで、社会の持続的繁栄に貢献する方針です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000056781.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/203920
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文