未開封の初代iPhoneの希少価値が高まっており、最近オークションで高値をつけていますが、人気のテック系YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏がそのうちの一つを購入していたことが明らかになりました。同氏は、初代iPhoneの発売から約16年を経た今、同モデルの“開封動画”を公開しました。
2007年発売のデバイスを今になってようやく開封
ブラウンリー氏がオークションで競り落としたのは、「Lucky You(ついてるね)」と書かれたシールが貼られた珍しい未開封の初代iPhoneです。3月末にオークションに登場したとき、そのレアさから高値をつけると予想されていましたが、いざ蓋を開けてみると落札価格は40,320ドル(約542万円)と、意外と伸びなかった印象です。
オークションで未開封の初代iPhoneを購入した場合、本体を開封するに至るまでかなりのステップを踏む必要があることがわかりました。まずオークションハウスから送られてきた木の箱のネジを外すと、その中にダンボール箱が入っています。
ダンボール箱を開けると、その中にさらに衝撃吸収のための覆いがあり、その中にさらにプラスチックケースが入っています。そしてプラスチックケースの中にさらに衝撃吸収のビニールがあり、それを取り除くとようやく本体のパッケージフィルムが顔を出します。
「これで4万ドルの価値が一瞬で失われる」と、ブラウンリー氏はフィルムにカッターで切り込みを入れて開けていきます。
動画の全編は以下で視聴可能となっています。
ブラウンリー氏は、「本当に未開封なのかわからない」と終始訝しげな態度を貫いていましたが、デバイスの保護フィルムを剥がした感じや、パッケージのフィルムの匂いなどから「本物だ」と確信するに至っています。
Source:9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-533576/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania