Appleは、32インチおよび42インチの有機EL(OLED)ディスプレイ(外部ディスプレイ)を2027年に発売するべく開発中で、それまでにiPadシリーズ、MacBookシリーズ、外部ディスプレイに搭載されるディスプレイパネルが、OLEDディスプレイパネルに切り替えられる可能性があると、市場調査会社Omdiaが伝えました。
2026年中にほぼ全てのモバイル製品がOLEDに移行か
Omdiaは、Appleは2027年までに、12.9インチiPad ProやMacBook Proが採用するミニLEDバックライト搭載ディスプレイと、他のiPadシリーズ各モデルやMacBook Airが搭載する液晶ディスプレイを全て、OLEDディスプレイで置き換えると予想しています。
iPad Proについては2024年にOLEDディスプレイ搭載モデルが発売されるとみられており、それにMacBook AirとMacBook Proも続くと噂されています。
Omediaの予想通りであれば、製品が引き続きラインナップされる場合、iPad AirやiPad mini、iPad(エントリーモデル)もいずれOLEDディスプレイを搭載することになります。
ただし、OmdiaのレポートにはiPhone SEの記述はないことから、iPhone SE(第4世代)がどうなるのかは不明です。
32インチiMacが実現する可能性あり?
外部ディスプレイについては、2027年にQD-OLED(Samsung Display)またはWOLED(LG Display)パネルを採用する32インチおよび42インチモデルが発売されると、Omdiaは伝えています。
Appleが32インチおよび42インチOLEDディスプレイを開発しているとの噂は、2022年3月に韓国メディアThe Elecが報じていました。
同ディスプレイが開発された場合、32インチiMacが発売されるのではないかみられていました。
Source:Omdia via MacRumors, QD-OLEDとWOLEDについて/日経クロステック(xTECH)
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-533720/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania