UPBOND、三菱UFJ銀行らとWeb3事業立ち上げ支援に関する協業を基本合意

井上智文

2年前

株式会社UPBONDは、Animoca Brands株式会社（以下、Animoca Brands）、株式会社三菱UFJ銀行（以下、三菱UFJ銀行）と、Web3領域での事業立ち上げ支援に関する協業の基本合意を締結したと発表しました。

Animoca Brandsは、香港に拠点を置くWeb3大手企業「Animoca Brands Corporation Limited」の、日本における戦略的子会社です。

企業のWeb3領域への取り組みを促進

UPBONDは、Web3のテクノロジーにより企業と個人の関係（BOND）を本質的にアップデートすることを目指すWeb3スタートアップ。Web3の社会実装に向けて、IP業界、建設業界、小売業界などの先進的な取り組みを行う大手企業と連携し、Web3を本格的に活用した共創プロジェクトを推進しています。

UPBONDは、三菱UFJ銀行が有する顧客ネットワークや取引に関する知見、Animoca BrandsおよびUPBONDが有するソリューション、開発・実装支援の知見・経験を組み合わせることで、企業のWeb3領域での事業立ち上げを支援。

多様な課題解決ソリューションの提供を実現し、企業のWeb3領域への取り組みを促進することで、日本企業の競争力向上に貢献することを目指します。

Web3領域に注目と関心が集まるなか、さまざまな分野において、社会課題や経営課題をWeb3の技術を用いて解決を目指す動きが広がりつつあり、当該領域への新規参入を検討する企業が増加しています。

一方で、当該領域での事業立ち上げには、ユースケースの創出に加えて、事業化にむけたシステム開発・実装などが不可欠となります。UPBONDはこのような状況を踏まえ、事業の立ち上げ支援を行うため、三菱UFJ銀行とAnimoca Brandsとの協業に至りました。

Animoca Brandsは、大手出版社、ブランド、教育、スポーツ競技団体、アスリート、アーティスト、ゲーム会社といった、日本の知財やコンテンツ（IP）ホルダーのWeb3.0の世界戦略を支援する目的で設立。ブロックチェーン技術を活用したプラットフォームを構築・提供しています。

2023年1月には、XRコンテンツを手掛ける株式会社Psychic VR Labに1億円を出資したことを発表しました。

（文・S.Inosita）