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シニア層のiPhone所有率が上昇 60代は40%、70代は21%に

iPhone-シニア
 
モバイル社会研究所が実施した調査によると、60代・70代のシニア層におけるiPhoneの所有率は上昇しており、2023年には60代の40%、70代の21%がiPhoneを所有していることがわかりました。

60代の40%、70代の21%がiPhoneを最もよく使うと回答

NTTドコモの調査機関であるモバイル社会研究所は、2023年1月、全国の60歳〜79歳の男女を対象に訪問留置調査(調査員が訪問し、調査を承諾頂いた方に紙で質問票を配り後日回収)を実施しました。有効回答数は1,250件です。
 
(図1. 60代最もよく利用する携帯電話の種類)

 
2023年は、携帯電話を所有する60代のうち40%がiPhoneを最もよく使うと回答しました。6年前の2017年と比べて、3倍強になっています。
 
(図2. 70代最もよく利用する携帯電話の種類)

 
70代に関しては、21%がiPhoneを最もよく使うと回答しており、こちらも6年前の2017年と比べて3倍強になっています。
 
いずれの世代もシニア向けの従来のケータイやスマホの利用率は年々低下しており、iPhoneやスマホを利用する人が増えています。

地域別における、最もよく利用されている携帯電話の種類

よく利用されている携帯電話の種類は、地域ごとにも違いがあるようです。
 
(図3. 60代最もよく利用する携帯電話の種類地域別)

 
60代で「iPhoneを最もよく使う」と回答している人が特に多い地域は「関東」で40%となっており、中国・四国と比べて14%の開きがあります。
 
近畿は、Androidスマホ(55%)とiPhone(35%)を合わせると90%を超えます。一方、北海道・東北、北陸・甲信越、中国・四国、九州・沖縄は75~76%程度となっています。
 
(図4. 70代最もよく利用する携帯電話の種類地域別)

 
70代で「iPhoneを最もよく使う」と回答している人が特に多い地域は「東海」で24%となっており、中国・四国と比べて13%の開きがあります。
 
iPhoneとAndroidスマホを合わせた割合は関東・東海・近畿が特に高く、50%を超えています。北海道・東北、北陸・甲信越、九州・沖縄は30%台で、20%程度の開きがあります。
 
 
Source:モバイル社会研究所
Photo:photo AC-keisuke3
(kotobaya)

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