iPhone15シリーズの製造コストを削減するため、Appleは当初計画していた「感圧式ボタン」と「広角カメラ用レンズへの8Pレンズ(8枚構成のプラスチックレンズ)」の採用を中止したと、経済日報が報じました。
iPhone15シリーズにおいてiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxの販売価格が値上げされるとの噂もありますが、こうした製造コスト削減策によりiPhone14 ProおよびiPhone14 Pro Maxと同じ価格になることが期待されます。
iPhone Maniaでは、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズに関する最新の噂や予想を下記記事にまとめ、随時更新しています。
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2つの製造コスト削減策を実施と報道
iPhone15 ProシリーズにはTaptic Engineを用いた感圧式ボタンが搭載されるみられていましたが、iPhone14 Proシリーズ同様、物理ボタンを継続採用する見通しです。
その理由としてアナリストのミンチー・クオ氏は、技術上の問題が発生したと述べていましたが、経済日報は製造コスト削減の一環として感圧式ボタンの採用を中止したと述べています。
同メディアはまた、Appleは広角カメラに8Pレンズを組み合わせることを検討していましたが、製造コスト削減のために現行モデルと同じ7Pレンズを継続採用することになったと伝えています。
出荷台数はiPhone14シリーズ比で13%増見込み
これらの製造コスト削減策が行われても、iPhone15シリーズは外部接続端子をUSB-Cに変更、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxはチタニウム合金製筐体にA17 Bionicを搭載することなどで、ユーザーにとって魅力的な機種になると経済日報は予想しています。
同メディアによれば、iPhone15シリーズの年内の出荷台数は、iPhone14シリーズの同時期の出荷台数と比べて13%増となる8,900万台に達する可能性があるとのことです。
Source:経済日報
Photo:9TechEleven(@9techeleven)/Twitter
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