M2後継となる新しいAppleシリコン「M3」を搭載するMacやiPadが年内に発表されることはないと、リーカーのRevegnus氏(@Tech_Reve)がTwitterに投稿しました。
M3を搭載し年内に発表されると噂された製品は?
M3を搭載するMacBook Airと24インチiMacは、年内に発表されるとBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えていました。
また、M3を搭載するiPad ProとiPad Airが今年後半から来年前半にかけて発表されると工商時報が報じていましたが、Revegnus氏(@Tech_Reve)の予想が的中した場合、これらの製品の年内発表も期待できないことになります。
TSMCの3nmプロセスの良品率の低さが影響?
Revegnus氏(@Tech_Reve)はM3搭載製品の発表時期が延期された理由について、M3を製造するTSMCの3nmプロセスの良品率(歩留まり率)が低いことを挙げています。
台湾メディアDigiTimesは、A16 Bionicなどを製造しているTSMCの4nmプロセス(改良型5nmプロセス)の良品率が70%以上なのに対し、3nmプロセスの良品率は55%に留まっていると述べていました。
いまのところ、iPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicの製造はTSMCの3nmプロセスで行われる見込みですが、良品率が低い場合は卸価格が高くなり販売価格の値上げにつながることが懸念されます。
Source:Revegnus(@Tech_Reve)/Twitter via Wccftech
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-535330/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania