【プロが選んだ本当に良いカー用品ベストバイ】
「ただ寝る」だけでも楽しいけれど、もっと快適に車内で過ごしたいという人も多いはず。そこで、最新の就寝グッズから収納調理、 空調、照明など、車中泊がもっと楽しくなるアイテムを厳選した。
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コロナ禍をきっかけにキャンピングカーや車中泊カーの人気が急上昇。日本RV協会の発行する「キャンピングカー白2023」によれば、昨年、国内のキャンピングカー保有台数も14万台を超すなど、車中泊をする人は増加中。
また、興味のある車両としてハイエースやキャラバン、タウンエースなど1BOXカーで60.7%、軽自動車で16.8%とのデータが出ている。
そんな楽しい“車中泊の世界”だが、クルマで就寝や食事、くつろぐ際に必要なのが車中泊グッズ。車内で長時間、快適に過ごすためには、最新のグッズに注目したい。クルマという限られた車内の広さにどんなアイテムを持ち込むのが正解か、収納のしやすさや持ち運びのしやすさ、快適性など、考えることはたくさんある。
今回は、最新アイテムの中から車中泊を始めるにあたって、コスパのいい、使い勝手に優れたアイテムを厳選した。
1. サーマルスプリットカラーで暖かい空気を逃さない
コールマン
「ファミリー 2 IN 1/C5(グレージュ)」(1万4850円)
ーBEST BUY POINTー
肩部分の「サーマルスプリットカラー」が秀逸。洗濯機で丸洗いでき、清潔に保てるのもいい
環境に配慮した再生済み・再生可能な素材を採用した「COLEMAN GREEN LABEL」のシュラフ。幅168cmとゆとりがあり、暖かい空気を肩口から逃がさない「サーマルスプリットカラー」を採用。上下を分割すれば、2つのシュラフとしるのもいいても使える。気温5°C以上に最適。
2. 使い方いろいろ!普段使いもしやすい
LOGOS
「フットシュラフ」(6300円)
ーBEST BUY POINTー
足もと用シュラフ以外にブランケットやクッションなど、1つで3つの用途に使えてコスパは抜群!
表面、肌面は触り心地のいいフランネルを採用。寝袋の足もとに入れれば寒い時期も快適で、上下にファスナーがあるのでお腹まわりなど好きな位置にセットが可能。ほかにも広げて使えば肩やヒザに掛けてブランケットとしても使え、さまざまなシーンで活用できる。
3. 色温度が切り替えできてモバイルバッテリーにもなる
WAQ
「LED LANTERN2」(9980円)
ーBEST BUY POINTー
オリーブ、タン、カモフラなどボディカラーが豊富。コンパクトで最大1650lmとメイン照明にも◎
昼光色、昼白色、電球色と3パターンの色温度切り替えができ、好みの光に設定可能。内蔵電池も13400mAhあり、モバイルバッテリーとしても活用できるだけでなく QC3.0・PD22.5Wなど急速充電にも対応。本体ハンドル部もマグネットタイプで使い勝手が高い。
4. コンパクトサイズに加えタフ&使いやすさを実現
イワタニ
「カセットフー“タフまるJr.”」(実勢価格:1万978円前後)
ーBEST BUY POINTー
見た目と機能を両立。車中泊では車外に持ち出して使うのにも最適。場所をとらないサイズもいい
カセットフー“タフまる”の約60%というコンパクトサイズで専用ケースにより持ち運びも楽々。特許取得済みの「ダブル風防ユニット」を搭載し、風を遮りつつ燃焼に必要な空気を引き込み安定した燃焼を実現。耐荷重10kgと8インチまでのダッチオーブンなどさまざまな調理もOK。
5. マグネットで脱着も楽々!日射しや紫外線をカット
GORDON MILLER
「コーデュラ マグネット カーテン」(3400円)
ーBEST BUY POINTー
はっ水加工されたコーデュラ生地を採用。シートカバーなどとのコーデもしやすく見た目もおしゃれ
カーテン上部にマグネットが内蔵され、窓の上部にある金属フレームにつけるだけと簡単に着脱が可能。日よけやプライバシーの保護に最適で、サイズは約800×520mmと左右の窓に最適。カラーも4つから選べ、2枚1セット。収納袋付きでコンパクトに収納できる。
6. モバイルバッテリーとしても活躍するコードレスファン
Smart Tap
「PowerArQ Fan Light」(7700円)
ーBEST BUY POINTー
扇風機・照明・モバイルバッテリーと1台3役。扇風機のカバーも取り外せて手入れもしやすい
3段階の風量調節ができるサーキュレーター。風量は最大3.5m/s。スタンドにもなる外周部は、3段階で明るさ調節が可能なLED照明を付属。車中泊時には空気循環&照明として活躍。8000mAhのバッテリーを内蔵し、本体背面にUSB-A出力を備え、モバイルバッテリーとしても利用できる。
7. 荷物の収納に最適な伸縮式の縦型収納棚
オレゴニアンキャンパー
「キャンプシェルフ」(4950円)
ーBEST BUY POINTー
車内上部のデッドスペースをうまく活用できる収納アイテム。壁面はメッシュタイプで通気もしっかり
マルチバーやサイドラックなど、車内の上部にパイプを設置し、このキャンプシェルフを取り付ければ車中泊時の収納棚に。畳んだときの厚さはわずか8cmで、広げた場合も収納内容に応じて1〜3室へ可変が可能。着替えや調理道具など、車中泊グッズの整頓に最適。
※2023年3月16日発売「Car GoodsPress」Vol.100 52-53ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/浜先秀彰、平岡祐輔、Car GoodsPress編集部 撮影/澤田和久>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/526852/
- Source:&GP
- Author:&GP