Appleは現地時間5月4日、同社2023年度第2四半期(1月〜3月)の業績を発表しました。
第2四半期業績、アナリストの予想を上回る
売上高は948億4,000万ドルで前年同期比2.5%減となり、売上高は2四半期連続で減少したものの、米メディアBloombergによれば、業界アナリストらの予想平均である926億ドルを上回る結果となりました。
1株あたり利益は前年同期とほぼ変わらず1.52ドルで、アナリスト予想の1.43ドルを上回りました。
またAppleは新たに900億ドルの自社株買いを行うと発表しています。
iPhone売上高は前年同期比1.5%増に
1〜3月期の世界スマートフォン出荷台数が減少するなか、AppleのiPhone売上高は513億3,000万ドルで、前年同期と比べ1.5%増えました。アナリスト予想は489億ドルでした。
一方、iPadの売上高は前年同期比13%減の66億7,000万ドルで、アナリスト予想の67億ドルとほぼ一致しています。
そして前年同期比で大きく売上高を落としたのはMacです。31%減の71億7,000万ドルで、アナリスト予想の77億ドルを下回っています。
Apple Watch、AirPodsなどを含むウェアラブルおよびホーム製品、アクセサリの売上高は前年同期比0.6%減の87億6,000万ドルで、アナリスト予想の85億ドルを上回りました。
iCloud、Apple Music、App Storeなどを含むサービス部門の売上高は、業界予想の211億ドルを下回ったものの、前年同期比5.5%増の200億9,000万ドルでした。
新興国での売上が好調
地域別では新興国での売上が好調で、とくにメキシコ、インドネシア、フィリピン、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)では第2四半期としては過去最高を記録したとのことです。
Source:Apple,Bloomberg
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-535589/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania