Appleの四半期決算説明会で同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は、ChatGPTを含める人工知能の可能性は「非常に興味深い」としながらも、この技術には「整理しなければならない多くの問題」があり、人工知能の利用方法については「意図的かつ思慮深くあることが非常に重要」だと指摘しました。
Appleもいくつかの機能に人工知能と機械学習を統合
クックCEOによれば、転倒検出、衝突検出、Apple WatchのECGアプリといった機能に人工知能と機械学習が統合されているとのことです。
そして今後も、「思慮深く」人工知能を製品に織り込んでいくだろう、と同氏は付け加えました。
音声アシスタントでは遅れをとっているApple
Appleも生成系AI(ジェネレーティブAI)のコンセプトを検証しており、将来的にSiriに搭載される可能性があると3月に伝えられましたが、Appleは他の大手テック企業に比べて音声アシスタントで遅れをとっていることで知られています。
昨年末に人気のテック系YouTuberが行った音声アシスタントの格付けでは、Siriは最下位は免れたものの、フォローアップの質問に答えられないことなどがあだとなり、上位にランクインすることはできませんでした。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-535608/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania