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注目はフローティングスタイル!最新大画面カーナビ3選【プロが選んだ本当に良いカー用品ベストバイ】

【プロが選んだ本当に良いカー用品ベストバイ】

フローティングスタイルの大画面ナビが各社から続々と登場し人気だが、ついに最新型の楽ナビにもラインアップ! 通信機能の標準化とも相まって絶対に見逃せない1台に仕上がっている。

 

1. 楽ナビシリーズ待望のオンライン対応で機能が大幅に進化!

パイオニア カロッツェリアの楽ナビがフルチェンジ。中でも注目なのおが、フローティングスタイルにネットワークスティックをセットした「AVIC-RF920-DC」だ。

9V型HD液晶ディスプレイを備え、前後の角度調整が可能。独自のセッティング機構(高さ・奥行・左右位置を調整)によって、548車種以上に適合する。

楽ナビの基本コンセプトである「楽に使える」ことを推し進めたDoメニューは、再生中のAVソース情報とともに検索ウインドーや利用機会の多い検索項目、ショートカットキーなどを備え、優れたコントロール性を実現。しかも通信機能の標準化(3年分。4年目以降は別途有料オプションが必要)によってスマホ同様にオンライン検索が可能。目的地関連ワードに加え、住所や電話番号の入力もでき、直感的な素早い操作が行える。車内から自動でデータ更新ができ、常に新鮮な地図を使えるのも便利だ。

また、ルートガイドには、「信号機カウント交差点案内」を新搭載。右左折ポイント手前では交差点までの距離に加えて残りの信号の数をカウントダウンで知らせてくれて、分かりやすい。

このほか「docomo in Car Connect」を別途契約することで、定額で車載Wi-Fiが使い放題になるのもうれしい。

パイオニア カロッツェリア
「楽ナビ AVIC-RF920-DC」(実勢価格:18万円前後)

ーBEST BUY POINTー
買いやすさや扱いやすさに加え、9V型大画面や通信機能など魅力あふれるスペック満載

2023年1月にフルモデルチェンジし、3月より発売。サイバーナビや車載Wi-Fiルーターで好評の車内Wi-Fi機能を標準搭載(上位機種)することで、ナビ機能、エンタメ機能が大幅に充実している。

▼ディスプレイを見やすい最適な角度に調整できる

ディスプレイユニットは前後に角度調整が可能で、SDメモリーカードを出し入れする際には前方へと倒す。角度を変えることで日光の反射や映り込みも避けられる。走行振動による不快なブレは微塵も感じない。

▼ネットワークスティックを標準搭載

通信モジュールのネットワークスティック。ドコモLTE回線による通信が行え、検索データやスマートループ渋滞情報、地図更新データなどを取得。3年間無料で使える。

「docomo in Car Connect」の有料契約(1万3200円/年など)をすれば、車載Wi-Fiルーターとしても活躍。スマホやノートPC、ゲーム機などネットワーク機器を同時に5台まで接続可能で、定額使い放題。QRコードの読み取りから設定ができて使い勝手も◎。

▼信号の数で案内交差点までの距離感を知らせてくれる

▲2個前の信号

▲1個前の信号

▲直前の信号

新たに搭載した「信号機カウント交差点案内」では、ルート上の右左折すべき交差点までの距離感を数字だけでなく、信号の数でも知らせる。3→2→次の信号→この信号、と大きな文字で表示するのでわかりやすい。

▼扱いやすさ抜群のDoメニューを採用

タッチキー中央のアイコンに触れると表示されるDoメニュー。ここから主要な操作のほとんどを行える。検索は通信を利用するので、いつも新しい情報を取得できる。

▼スピーディで信頼性の高いルート探索

条件が異なる6本のルートを探索する。スマートループ渋滞情報を取得していれば、信頼性の高い渋滞回避ルートを案内するので、よりスピーディに目的地に到着できる。

<LINE UP>全15機種をラインアップ

ボディタイプは2DINサイズにディスプレイユニットを組み合わせたフローティングスタイルの9V型、ラージサイズの9V型、ラージサイズの8V型、200mmワイドサイズの7V型、2DINサイズの7V型の5種類。それぞれに通信機能を実現するネットワークスティック付属モデルを設定。さらに8V型、7V型にはリーズナブルなモデルもあり、全15機種で展開する。

▲「AVIC-RL920-DC」(実勢価格:17万円前後)※8V型・通信付き

▲「AVIC-RQ920-DC」(実勢価格:19万円前後)※9V型・通信付き

▲「AVIC-RZ920-DC」(実勢価格:15万円前後)※7V型2DIN・通信付き

▲「AVIC-RW920-DC」(実勢価格:15万円前後)※7V型200mm・通信付き

▲「AVIC-RF720」(実勢価格:13万円前後)※9V型フローティング

▲「AVIC-RQ720」(実勢価格:14万円前後)※9V型

▲「AVIC-RW720」(実勢価格:10万円前後)※7V型200mm

▲「AVIC-RL720」(実勢価格:12万円前後)※8V型

▲「AVIC-RZ720」(実勢価格:10万円前後)※7V型2DIN

▲「AVIC-RL520」(実勢価格:10万円前後)※8V型・DVD/CD/SD非搭載

▲「AVIC-RZ520」(実勢価格:8万円前後)※7V型2DIN・DVD/CD/SD非搭載

▲「AVIC-RW520」(実勢価格:8万円前後)※7V型200mm・DVD/CD/SD非搭載

▲「AVIC-RZ120」(実勢価格:7万円前後)※7V型2DIN・DVD/CD/SD/地デジ非搭

▲「AVIC-RW120」(実勢価格:7万円前後)※7V型200mm・DVD/CD/SD/地デジ非搭載

 

2. 有機ELディスプレイ搭載の10V型大画面で地図も映像も鮮やか

地図やエンタメソースを映し出す画面のクオリティは、使い勝手を左右する大きな要素となる。カーナビ選びでは重視したいポイントだ。

ストラーダ「F1X PREMIUM10」は業界トップレベルの美しい画面を搭載。ディスプレイには有機ELを採用しているため、従来からの液晶とは比べ物にならない、色鮮やかでくっきりした描写を実現している。その上、視野角は180度と真横からもクッキリ見え、独自技術で反射も抑えられている。

画面サイズは10V型で、一般的なカーナビに搭載される7型に比べて2.2倍大きく、DYNABIGスイングディスプレイは、左右スイングに加え、前後/高さ調整が可能だ。

地図は高精細なHD美次元マップで、AVソースにはブルーレイやHDMI入力、自宅レコーダーの映像をリモートで見られるレコーダーリンクなどを搭載。いずれも高画質ディスプレイを存分に生かす。

パナソニック ストラーダ
「CN-F1X10BGD」(実勢価格:26万円)

ーBEST BUY POINTー
10V型有機ELディスプレイは地図もAVソースも美しく映し、ドライブを一段と快適にしてくれる

パナソニックのAV一体型ナビ、ストラーダの最上級となるモデルが、この「F1X PREMIUM10」。DYNABIGスイングディスプレイを備えた10V型の大画面が490車種以上に装着可能。

▼BS放送やCS放送をリモート視聴できる

自宅レコーダー(対応機種)の録画番組や受信番組をスマホ経由で見られる「レコーダーリンク」。BS放送やCS放送も見られる。

▼業界で唯一のブルーレイディスク再生が可能!

本体にはブルーレイディスクプレーヤーを搭載し、高精細映像をハイクオリティに楽しめる。HDMI入出力端子も備わる。

▼初めての場所も迷わず走れる

ルート案内中、車線情報と一緒に、通過ポイントや右左折すべき交差点を色別に表示する「案内地点マーク」が便利。

▼安心感の高い親切なルート案内

都市部の主要な交差点ではリアルなイラスト図によって案内を行う。走行すべき車線や右左折の方向が一目瞭然だ。

▼ドライバーが見やすい角度に細かく調整できる

左右スイングに加え、前後角度、高さ、奥行(取付時)調整ができる。ディスプレイの最薄部は4.7mmときわめてスリムだ。

▼緻密なグラフィックのHD美次元マップを採用

HD画質である有機ELディスプレイに合わせて開発した「HD美次元マップ」を搭載。3D地図では朝、昼、夜で空の色が変化する。

<LINE UP>

ストラーダFシリーズには10V型有機ELディスプレイにDVDプレーヤー備えた「CN-F1X10GD」、9V型液晶ディスプレイの「CN-F1D9GD」も用意。

▲「CN-F1X10GD」(実勢価格:24万円前後)※10V型・HD有機EL/DVDモデル

▲「CN-F1D9GD」(実勢価格:17万円前後)※9V型・HD液晶/DVDモデル

 

3. リーズナブルな価格ながら圧倒的に速く、美しく、使いやすい!

多くの車種に装着できる大画面ナビとして「フローティングスタイル」のモデルが人気だが、多くは9型以上で、軽自動車やコンパクトカーではスイッチの操作を妨げたり、目障りになることがある。

そこでおすすめなのが、ケンウッドの「MDV-S809F」。搭載画面は標準的な純粋カーナビの7型よりひと回り大きな8型を採用し、約310車種に装着可能。その上、実勢価格で10万円を下回る手が届きやすい価格を実現している。まさにちょうどいい1台なのだ。

「彩速ナビ」の魅力は何といっても優れたレスポンスで、あらゆる動きが速く、操作にストレスがない。見やすさにこだわったスマートカラーの地図や、3Dスライダーによる地図角度調整など基本機能も充実。

エンタメソースでは、スマホやAmazon Fire TV Stickなどの映像を楽しめるHDMI入力を備える。コスパの良さはピカイチ!

ケンウッド
「彩速ナビTYPES MDV-S809F」(実勢価格:10万円)

ーBEST BUY POINTー
軽自動車やコンパクトカーにマッチする、唯一の8V型ディスプレイ搭載のフローティングナビ

彩速ナビシリーズのミドルクラスとなるタイプS。性能と価格のバランスに優れたコストパフォーマンスの高さが特徴。フローティングモデルの他に8V型、7V型(2DIN/200mmワイド)のインダッシュモデルをラインアップ。

ディスプレイパネルは-10°〜+60°の範囲で前後に角度調整ができ、取り付け時には4段階の高さ調整、2段階の奥行調整が可能。DVDやSDカードなどのメディアもセットできる

▼好みの映像を高画質な画面で楽しめる

HDMI入力端子を標準搭載し、MDV-S809FのディスプレイにスマホやAmazon Fire TV Stick、ゲーム機などの映像を映し出せる。デジタル接続で鮮明なのも◎。

お気に入りの映像が車内で楽しめる。スマホを利用すれば、YouTube映像も大画面で見られる

▼地図のカラーは3種類から好みで選べる

見やすさを追求した「スマートカラー」、従来タイプの「ダイナミックカラー」、スマホなどで人気の「ダークカラー」の3種類の地図色から選べる。

▼地図の見下ろし角度が1度刻みで変えられる

ドライビング3Dマップ表示では、スライダーを上下に動かすことで、1度刻みに見下ろし角度を変更できる「3Dスライダー」を搭載。リアルな地図表示のまま、見やすい角度に調整できる。動きも極めてスムーズ。

▼専用ミラー型ドラレコを組み合わせられる

「DRV-EMN5700」(実勢価格:実勢価格:5万5000円前後)

「彩速ナビ」専用のミラー型ドライブレコーダー“ミラレコ”を接続可能。デジタルミラーとしても活躍する優れモノだ

<上位モデルのTYPE Mにも注目!>

ケンウッド
「彩速ナビ MDV-M909HDF」(実勢価格:16万3000円前後)

彩速ナビシリーズのフラッグシップモデル。フローティングスタイルは大きくて高精細な9型HDディスプレイを搭載している。コダワリ派に向けたハイスペックが備わる。

ワイヤレスミラーリングに対応し、Androidスマホ(対応モデル)の映像を面倒なケーブル接続なしに高画質で映し出せる

※2023年3月16日発売「Car GoodsPress」Vol.18-21ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【プロが選んだ本当に良いカー用品ベストバイ】

<取材・文/浜先秀彰、平岡祐輔、Car GoodsPress編集部 撮影/澤田和久>

 

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