現在でもシリーズが継続しているiMacですが、初代のiMac G3は1998年5月6日にApple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏が発表し、同年8月15日に発売に至りました。同機は倒産寸前だったAppleが黒字化するきっかけとなりましたが、iMac G3の発売から今年で25周年の節目を迎えます。
カラフルな半透明のデザインを採用
iMac G3は、ベージュの箱型が主流だった時代にカラフルな半透明のデザインを採用したことで話題となりました。「コンピューターは退屈なものではない」ということを証明したわけです。
「これがiMacだ」と発表時、ジョブズ氏は語りました。「全体が半透明になっている。中を覗くことができるんだ。とてもクールだ。前面にはステレオスピーカーがある。赤外線もここにある。CD-ROMドライブは真ん中にある。ステレオヘッドフォンジャックも2つある。地球上で最もクールなマウスもここにある」
先日行われたビンテージコンピュータの展覧会で、iMac G3に実際に触れる機会がありましたが、当時31歳だったジョナサン・アイブ氏がデザインした同機からは、現行Apple製品につながる哲学が感じられました。
過去20年で超薄型に
現行iMacは、2021年発売のM1チップ搭載iMacが最新モデルとなっていますが、同機の発売当初、初代iMacと薄さを比べる画像が話題になりました。
初代iMacから2017年のiMac Proまでの系譜を振り返る記事も公開されており、iMacのことがもっと知りたいという人におすすめです。
Source:MacRumors
Photo:Pocket-lint
(lexi)
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