iPhone15シリーズおよびiPhone15 ProシリーズはEUの規制に準拠し、USB Power Delivery(PD)および高速データ通信に対応するとの予想を、USB PDコントローラとUSB4コントローラのサプライヤーであるVIA Labs(廠威鋒電子)が伝えました。
MFi認証USB−Cケーブルでの差別化は行われないと予想
iPhone15シリーズおよびiPhone15 ProシリーズのUSB-C端子で高速充電および高速データ通信を利用するには、MFi認証USB−Cケーブルが必須と噂されています。
この噂に対して欧州連合(EU)は、「MFi非認証のUSB-Cケーブルの機能を制限することは認められず、法律が施行されるとEUでiPhoneが販売できなくなる」との警告をAppleに発し、警戒を強めています。
VIA Labsは2023年5月8日に開いた会見で、「Appleは最終的にEUの規制に準拠する必要があり、iPhone15シリーズおよびiPhone15 ProシリーズのUSB-C端子は、USB PDおよび高速データ通信に対応する」との予想を伝えました。
VIA Labsの予想通りであれば、MFi非認証のUSB-Cケーブルのケーブルでも対応ワット数や規格に準拠していれば、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズで高速充電と高速データ通信が利用可能になると考えられます。
iPhone15 Proシリーズはデータ通信速度が40Gbpsに達すると噂
VIA Labsは、USB4に準拠し8Kビデオ出力に対応、40Gbpsでの高速データ通信に対応するコントローラIC「VL830」を販売していますので、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの外部接続端子に関する何らかの情報を入手していると予想されます。
iPhone15 ProシリーズのUSB-C端子におけるデータ通信速度は、40Gbpsに達する可能性があるとAppleInsiderが述べていました。
Source:経済日報, VIA Labs
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-535987/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania