中国で最大の検索エンジンであるBaiduのスマートスピーカー部門が、来週独自のスマートフォンを発表することがわかりました。BaiduはOpenAIが提供するチャットボットChatGPTに対していち早く対抗馬を立てたことでも知られており、どのようなスマホモデルになるのか注目が集まっています。
飽和状態のスマホ市場に本格参入はしない?
Baiduは人工知能(AI)チャットボット「Ernie」を3月に発表しましたが、来週発表予定の自社スマートフォンに同チャットボットは組み込まれるのでしょうか。
BaiduはXiaoduというスマートスピーカーをすでに打ち出していますが、Baiduのスマホも同社のスマートスピーカー部門が開発したものだそうです。
Baiduがどれほどまで真剣にスマホ市場への参入を考えているのか気になるところですが、「Baiduが、すでに非常に成熟しているスマートフォン事業に全力投球するとは思えない」と、Blue Lotus Capital Advisorsの社長のショーン・ヤン氏はコメントしています。「ソフトウェアの角度からだけではインパクトを与えるのは難しい」
Googleのような位置に立つことはあり得るのか?
Googleも検索エンジンが主要製品ですが、Pixelシリーズは高評価を獲得しています。
それゆえ、中国最大の検索エンジンであるBaiduが、説得力のあるスマホを展開することは可能性としてあり得るのではないでしょうか。
来週の新製品発表イベントが楽しみです。
Source:Bloomberg
Photo:GizChina.it
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania