Appleがペーパーカンパニーを通じて、ニュージーランドにおいて「xrOS」の商標を申請していたことを、パーカー・オルトラーニ氏(@ParkerOrtolani)が発見、Twitterで報告しています。
xrOSとは?
「xrOS」とは、Appleが現地時間6月5日開幕の世界開発者会議(WWDC23)において発表すると期待されている、複合現実(MR)ヘッドセット用の専用OSの名称、と噂されるものです。
xrOSの名称についてはBlombergのマーク・ガーマン記者が、Deep Dive LLCというペーパーカンパニー経由で、アメリカ、日本を含む複数の国々で商標登録が行われていると、昨年12月に伝えています。
今回オルトラーニ氏が発見した、ニュージーランドで2023年5月10日にxrOSを商標申請している会社も、Deep Dive LLCです。
ただしこれまで報告されてきた商標は「XROS」とすべてアルファベットの大文字で登録されており、今回のように「xr」が小文字になっているのは初めてではないか、とオルトラーニ氏は指摘しています。
before this new trademark last week, all previous trademarks used all caps XROS… this appears to be the first time an official entity (outside of reporting) has used the lowercase setting like the other operating systems https://t.co/W6JBkROxjI
— Parker Ortolani (@ParkerOrtolani) May 16, 2023
MRヘッドセットの名称はどうなるのか
AppleのMRヘッドセット専用OSの名称はxrOSとなる可能性が高そうです。
そうなると気になるのはMRヘッドセット本体の名称です。こちらについてはReality Pro、Reality Oneになるとの情報がありますが、前述のオルトラーニ氏によると、Reality Pro、Reality Oneの商標申請プロセスは2022年8月に止まったままで、先に進んでいないようです。
Source:Parker Ortolani/Twitter
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-537256/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania