Google Pixelスマートフォンが、ドライブレコーダーとしても使えるようになるかも知れません。米メディア9to5Googleが、「Personal Safety」アプリの今後のバージョンで実現する可能性があると報告しています。
Googleが誤ってアップロード
GoogleはGoogle Pixel用として「Personal Safety」という純正アプリを提供しており、このアプリは「緊急SOS」「安全チェック」「車の衝突検知」などの機能を搭載しています。
Googleは現地時間5月16日、Google Play Storeに、このPersonal Safetyアプリの「dogfood」ビルドを誤ってアップロードしてしまいました（バージョン 2023.04.27.532191641.8-dogfood）。
発見した9to5Googleがdogfoodビルドを分析したところ、「ドライブレコーダー（Dashcam）」という名称の新機能が含まれていました。名前が示す通り、運転中に動画を録画（オプションで録音も可能）する機能です。
つまりGoogle Pixelスマホを車内の適切な位置に配置すれば、ドライブレコーダーとしても使用できるようになるということです。
ドライブレコーダー機能とは
Personal Safetyアプリ内には、「準備する（Be prepared）」項目の下に新たに「ドライブレコーダー（Dashcam）」のボタンが設けられ、タップするだけで手動での動画撮影、または録画した動画の視聴が可能です。
ドライブレコーダー機能で録画中でも、Googleマップでのナビゲーションなど、Pixelスマホは通常通りに使えます。画面をロックした状態でも、録画は可能です。
また特定のBluetoothデバイス（例：カーステレオや車載インフォテインメントシステムなど）に接続したら自動的にドライブレコーダー機能での録画を開始し、接続が切れたら録画を終了するよう、設定することもできます。
動画は平均で1分あたり30MBに圧縮され、最長録画時間は24時間とのことです。
リリース間近？完成度は高い
9to5Googleは、新しいドライブレコーダー機能は現時点でもかなり完成度が高いため、リリースが近いのではないかと見ています。
なおアプリ内で発見されたテキストには「Pixel」という文言が含まれておらず、Google Pixel以外のAndroidスマートフォンでもPersonal Safetyおよびドライブレコーダー機能が使えるようになるかも知れないと9to5Googleは推測しています。
Source:9to5Google, Personal Safety
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania